日々継続したい「四つの心」

「将らず、迎えず、応じて、蔵めず」もまた、心の針をコントロールするためのカギとなる言葉です。

嫌なことはさっぱり忘れる。
取り越し苦労はしない。
置かれた状況を受け入れてベストを尽くす。

そして、結果がどうあっても、それをいつまでも心に残さない。

悩み多き人生を送っている人が、すぐにこのような境地に達するのは難しいかもしれませんが、それでもこの四つの心を日々継続していくことで、苦難を軽やかに乗り越え、幸せを引き寄せて不幸を遠ざける生き方が自然と身に付いていくはずです。

塩沼亮潤(しおぬま・りょうじゅん)
大阿闍梨、慈眼寺住職
1968年仙台市生まれ。東北高校卒業後、吉野山金峯山寺で出家得度。91年大峯百日回峰行満行。99年吉野・金峯山寺1300年の歴史で2人目となる大峯千日回峰行満行。2000年四無行満行。06年八千枚大護摩供満行。『歩くだけで不調が消える歩行禅のすすめ』(KADOKAWA)、『人生の歩き方』(致知出版社)、『忘れて捨てて許す生き方』(春秋社)など著書多数。