なぜ長財布をミニ財布に乗り換えると収入・資産が増えるか

ミニ財布に乗り換えたことで、収入も資産も増えたという報告もある。ファイナンシャルプランナーの山口京子さんは、長財布から、名刺入れより小さいサイズのミニ財布に乗り換えた。重さは32グラムで、収納できるカードはわずか4枚。その結果、2年半が経過した時点でも、金運は下がらず、むしろお金が貯まることがわかったという(All About マネー「小さい財布だと金運ダウン?お金は貯まらない?」更新日:2017年11月6日)。

FPの山口京子さんが愛用している6cm×9cmのカードサイズのミニ財布「abrAsus(アブサラス)」。販売するウェブサイトより。

取材すると山口さんは「年収が、ミニ財布を持っていなかった年に比べ、2倍以上に増えました」という。以前は、山口さんも高級ブランドの長財布を使用していたが、その頃は使わないクレジットカードやポイントカード、未整理のレシートなどで分厚くなっていた。

しかし、ミニ財布を持つようになり、現金は最小限に、またカード類も4枚に絞った。「今日はポイント5倍の日だからと、まだストックのある商品を購入するようなことがなくなりました」(山口さん)。また、財布に収納スペースが少ないためレシートも貯めこまずに、毎日自分の消費動向をチェックしてすぐ処分(もしくは別の場所に保管)するようになった。そうやってお金(日々の収入と支出)と正面から向き合うことで“無駄遣い”が減っただけでなく、お金をより大切にしようという強い気持ちが芽生えたという。すると不思議なことに、仕事量も増え収入がどんどん増したのだ。

自身のコラムに山口さんはこう書いている。

「必要なカードはどれか、ポイントカードの還元率はどれくらいなのか、ひと月にいくら現金を下ろしてお財布にいれるのか? 考えてみてください。せっかくお財布が変わっても、同じようなお金習慣を続けていたら、金運もアップしません」

貯蓄額を増やすためには、お金に対する習慣や考え方を見つめ直すことが重要だ。決済方法や財布を変えても、本質的な改善ができなければ、いつまでたってもお金は増えない。そのことをぜひ肝に銘じてほしい。