2017年はエルメネジルド ゼニアが日本国内で正規展開をはじめて50年目を迎える。これを記念して、キャンペーンモデルに松田龍平を起用。日本国内限定のコレクションを展開中だ。ビジネスエグゼクティブ御用達のゼニアのスーツは、その服地がゼニアであることを悟られることはないが、今回紹介するバッグや小物などの限定コレクションには、見る人が見れば、ひと目でゼニアとわかる仕掛けがされている。それが日本限定色の「ペッレ テスータ」だ。
左は俳優の松田龍平。右は、現在、エルメネジルド ゼニアの全体指揮を執るアレッサンドロ・サルトリ。

世界中の紳士服地の約3割がエルメネジルド ゼニアの生地といわれる。契約農家に良質な羊の毛を競わせ、高品質な羊毛を産出する生産牧場には褒章を授与するとともに優先的に買い上げることで経営面のサポートもしている。さらなる品質向上を目指してきたゼニアは、現在、服地生産と既成服のラグジュアリーメゾンという両輪で稼働している。

1910年に生地メーカーとして創業したエルメネジルド ゼニアは、1967年には鷹岡と有本、国内2つの商社を通じて正式に服地の販売を開始。今年2017年は本格的な日本上陸から50年という節目に当たる。これを記念して先頃、現CEOジルド・ゼニアとともに、昨年アーティスティック・ディレクターに就任したアレッサンドロ・サルトリが来日。日本のキャンペーンモデルに抜擢された松田龍平らによる特別イベントも開かれた。

今年、ゼニアはDefining Momentsと題したキャンペーンを展開。グローバルADではロバート・デニーロを起用したオリジナルムービーをYouTubeで公開。日本版キャンペーンモデルには、俳優・松田龍平が起用されている。

ゼニアは今季、日本限定の色柄を設定し、服地や革小物などのカプセルコレクションで展開する。厳選されたカジュアルアイテムも豊富だが、なかでもビジネスエグゼクティブが注目したいのは、日本限定のペッレ テスータコレクションだ。

極細に切り分けた革をブラウン、ブルー、グリーンに配色し、織機に掛けて生地のように織り上げた「ペッレ テスータ」は、文字通り「革の織物」の意。色柄はアレッサンドロ・サルトリが、エルメネジルド・ゼニアの昔のコレクションから発掘し現代的にアレンジしたものだ。オリジナルの革小物に使われるとともに、チェックとストライプの2柄の服地も用意されていて、オーダーでスーツやジャケットに仕立てることもできる。 今回は、さまざまなビジネスシーンで活躍するバッグと小物類を紹介しよう。