「心が動く体験」が高いアウトプットにつながる

ヘッドハンター
広富さつきさんオプティマス 代表取締役

 
大学を卒業後、沖電気工業に入社。1998年、リクルートに転職。キャリア領域部門で営業職に従事。2006年より営業部門、企画部門等の部長職を歴任し、執行役員に就任。14年にオプティマスを起業。(撮影協力/cafe 104.5)

転職支援において優れた実績を残したヘッドハンターを決定する「ヘッドハンター大賞」(ビズリーチ主催)。2016年度、流通・小売・サービス部門のMVPを受賞したのが、広富さつきさんだ。ビズリーチに登録する1600人以上のスカウターの中から選ばれた。

長年、リクルートのキャリア領域でベンチャーから大手まで幅広い業種への人材斡旋(あっせん)に携わってきた広富さん。執行役員まで上りつめたが、独立して転職支援の現場に復帰した。

「私は仕事には人生を変える力があると信じているんです。最適な仕事を見つけられると、人は見違えるように輝きだします。ご縁をつないだ人たちの生き生きとしている様子を見ていると心からうれしくなって、“あぁ、私の仕事は本当にすてきだなぁ”ってしみじみ思う(笑)。一人でも多くの人にいい出会いをお届けできるよう、一人一人に真摯に向き合って感情を込めたサポートをしています」

仕事への思いを熱く語る広富さんだが、その素顔も実にエネルギッシュ。夏はシュノーケリングに登山、サイクリング、冬はスキーやジョギングを楽しみ、週に2日はヨガにも通っているという。そんな忙しい合間を縫って、2カ月に1度くらいのペースで海外へも。「心が動くことにお金を使いたいんです。いろいろな体験をして心が澄み渡れば、インプットする力が高まって、今度はそれを周囲にアウトプットできるようになりますからね」


Q 愛用の腕時計は?
A カルティエ

前社で部長職に就いた際、その記念に購入。「時計は個性が出るもの。お客さまに与える印象を考慮して、営業先ではあえて時計を着けませんでした。しかし、役職に合ったものを持っておいたほうがよいかなと思い、力強さのあるこのデザインを選びました」

Q この1年で何に一番お金を使った?
A 親族5人を連れての宮古島旅行

大好きな宮古島の美しい海をぜひ見せたいと、4泊5日で親族を招待した。「連れて行くからには楽しい経験と思い出をプレゼントしたいので、お金は惜しみません。家族がみんなすごく喜んでくれたので、必ずまた近いうちに連れて行きたいと思います!」