どう思われるかなんて関係ない! 怖がらずにどんどん話そう

▼新鮮な発見や気づきはすぐさまメモ

スマホのメモ機能はよく使います。会話の中で引っ掛かったフレーズやトピック、新鮮な思考法、ふと思いついたアイデアなどを残しておく。ただ、これを何かに活用しようとは思ってないんです。心が動いたことを逃したくないだけ。不思議なことに、そのネタが必要なときがくると「そういえば前にメモした中に……」って思い出せる。メモをすることで、日常に新鮮な面白さが出てくる。そっちのほうがきっと大切なのかもしれないね。

▼知ったかぶりはNG、アホになれ!

日本人の70~80%はツッコミ気質。ボケが上手な人がいると、その場にいる全員がいきいきしゃべれるんです。「ボケる」というとハードルが高いかもしれないけれど、知ったかぶりをしないだけと考えれば、そんなに難しくないはず。「それってどういうことですか?」と聞かれたら、「しゃーないな、教えたるわ」ってなるもんです。アホなフリで相手も気持ちよくなるし、自分も新しい話が聞ける。そう、アホはみんなに愛されるのです!

▼伝えたいことは変えず、話し方や順番は相手に合わせる

相手の表情や反応を見ながら、説明を足したり、順番を変えたり、そういう工夫は必要だと思います。自分のテリトリーに相手を連れてくるようなイメージ。飛び込んできてくれる人もいれば、道順を示さないと動かない人もいる。セオリーなんてないから、恐れずしゃべって経験を積むことが大事かな。あとは勢い! 「ウケるかな?」なんて気にせず、驚きや感動はできるだけリアルに再現すること。勢いでカバーできるもの、大きいです。

▼当たり前を疑うクセで、面白いがあふれ出す

世の中って変なもの、不思議なことだらけ。たとえば手をじーっと見てたら、手のひらのシワが「て」って文字に見えてくる……。ほんまに「て」やん! いや、むしろ「ラ」に近いかもしれへん、なんてね。身近なものでいくらでも楽しい話題ってつくれると思うんです。なんか変だな、不思議だなと感じることがあったら、それを放っておかない癖をつけることが大事やと思うな。不思議なものをスルーしない訓練、大人には必要やね。