フォーマルな中に“あそび”を潜ませる
●ボストン コンサルティング グループ日本代表 杉田浩章氏

(上)ボストン コンサルティング グループ日本代表 杉田浩章氏(下)ベルトと腕時計の革ベルトはあえて定番カラーを避けて色みを合わせる。取材時はダークネイビー。「あまり気付かれないんですが、それくらいの“あそび”を楽しみたい」。

──定番のコーディネートは?

基本的にはオーソドックスなスーツスタイルです。スーツはダークなトーンのものが多く、ちょっと織り柄の入った無地のものや定番のストライプ柄などを着ることが多いです。シャツも2日に一度の頻度で白を着ています。

──職業柄、守るべきルールは?

お会いする方との共感性が重要ですので、相手に合わせることは大切だと考えています。業種や相手の印象に合わせてフォーマルさの度合いなどを考えて選んでいます。メディア、消費財関係や自動車業界のような消費者のトレンドを意識する業界の方にお会いする際はちょっと明るめのスーツを着たり、ピンクやブルーなど色みのあるシャツを選んだりします。

──こだわっているポイントは?

無彩色よりも色があるほうが好きなので、ネクタイも明るめのものを選ぶことが多いです。また、目立たないように色を入れたりもします。今着ているスーツのシャドーストライプ(縞が見え隠れする織り柄)は、実は2色が交互に並ぶ織りです。そして、その1色と合わせてネクタイを選びました。自己満足的なちょっとしたこだわりですが、たまに褒めていただくことがあったりすると素直に嬉しいですね。