九州のラブホテル経営者約30人が加盟する九州ホテル協会(福岡市)によると、ビジネス利用は都市部を中心に広がり、アンケートでは加盟者のほぼ3分の2が「増えている」と回答したという。

高崎社長は協会の代表理事を務め、「対ビジネスホテル」の競争力に自信を持つ。

「われわれの方がお客さまを選んでいたのかもしれない」と、観光やビジネス市場に食い込んでいく方針を示す高崎次郎社長

「ラブホテルは備品がハイスペックだ。ダブルベッドにジャグジー風呂、遠赤外線サウナ、マッサージチェア、映画見放題の大型テレビを備えているのに、料金はビジネスホテル並み。コスパ(コストパフォーマンス)が断然いい」

とはいえ、まだ既存客の落ち込みをカバーするには至ってないという。

「われわれも同じホテルだ。むしろ、われわれの方が(固定概念にとらわれて)お客さまを選んでいたのかもしれない」と高崎社長。今後も通常のホテル市場に業界を挙げて食い込んでいく考えだ。

(記者:吉武和彦)
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