クロノグラフの名機がさらに魅力的に進化
「ナビタイマー ラトラパンテ」。誕生から60年以上続くブライトリングの主要コレクション「ナビタイマー」に、ブランド初の完全自社製スプリットセコンドクロノグラフ、キャリバーB03を搭載。イニシャルのBと錨モチーフが付いた2本の針でラップタイムまで計測可能。通常時はこの2本の針は12時位置に重ねて収められる。パワーリザーブは70時間以上。COSC認定クロノメーター。●ケース、ブレスレットはSS。ケース径45mm。自動巻き。138万円〈ブライトリング・ジャパン〉

二つの特許を取得した新機軸のスプリットセコンド

今年のバーゼルワールドで、ブライトリングは自社開発・製造のスプリットセコンドクロノグラフ、キャリバーB03を発表。スプリットセコンドとは、クロノグラフ針とスプリット針の2本の計測用秒針により、ラップタイムや二つの出来事の時間差を計測できる機構だ。クロノグラフの中では最上位の機構にあたり、製造が困難な複雑機構の一つとされる。ブライトリングは2004年にクロノグラフ・ムーブメントの完全自社製造への切り替えに着手。自動巻きのキャリバー01、手巻きのキャリバーB02、GMT付きのキャリバーB04などを経て、今年は最高難度のスプリットセコンドへと到達。一つの集大成を見たと言っていい。

しかもこのキャリバーB03は、設計を根本から見直して二つの特許を取得した点で特筆に値する。一つが、スプリット秒針の作動時にクロノの計時精度とパワーリザーブへの影響をなくす新形状のパーツ。もう一つがスプリット秒針の停止を高精度で行うことができ、かつ製造工程の簡素化も実現した新設計の停止機構である。また同キャリバーは、70時間以上のパワーリザーブを有し、メンテナンス性にも優れたキャリバー01をベースとしているため、それらのスペックも備えている。

このキャリバーB03を載せた新作が「ナビタイマー ラトラパンテ」。ケース素材はSSと18Kレッドゴールドの2種あるが、同ブランドの記念碑的キャリバーをその目でも楽しみたいなら、シースルーバック仕様のレッドゴールドモデルを。

シースルーバック仕様の250本限定モデル
「ナビタイマー ラトラパンテ」。こちらは世界限定250本の18Kレッドゴールドモデル。優しげなレッドゴールドのケースとブラウンダイヤルの組み合わせにお洒落感を宿すスプリットセコンドだ。ケース裏はシースルー仕様(右写真)。新開発のキャリバーB03の動きをその目で楽しむことができる。COSC認定クロノメーター。●18Kレッドゴールド。ケース径45mm。自動巻き。ラバー・ストラップ。393万5000円〈ブライトリング・ジャパン〉
男らしい顔つきが甦った日本向けスペシャルエディション
「クロノマット JSP」。キャリバーB03のベースとなった自動巻きクロノグラフ、キャリバー01を搭載した日本向け特別モデル。1984年発表の初代「クロノマット」用に考案され、2004年まで用いられたライダータブ付きのサテン仕上げベゼルが復活。COSC認定クロノメーター。●ケース、ブレスレットはSS。ケース径44mm。自動巻き。500m防水。83万円〈ブライトリング・ジャパン〉