▼思い切って郊外に“教育疎開”を! 教育費が大幅にダウンします

まず考えたいのは住居費。すでに家を買っていますが、年間400万円ためるなら家を買い替えるしかないでしょう。現在は6000万円の物件で5000万円のローンを組んでいますが、これを安い物件に住み替えて3000万円以下のローンに下げる。そうすると、エリアもかなり変わりますね。

また現状、子どもの教育費もメリハリが利いていない状態。習い事も周囲に合わせてやっているのではないでしょうか。たとえば、中学受験をさせたいと思ったら、ピアノはやめて、塾に行かせるなど、メリハリの利かせ方が重要。他人の目を気にしすぎると教育費はかかります。

ただし教育費が高いのは、都心部の現象。公立の強い地域に“教育疎開”すれば、住居費も教育費も格段に下がります。習い事ばかりやらせるという雰囲気もなくなります。勇気のいる選択ですが、何かを譲れないなら、何かを削るしかありません。

さらに共働きは食費がかかりがちですが、ここはしっかりと自炊をして減らします。水道光熱費もダラダラと使っている可能性があるので、意識して2万円以内を目指す。電気やガスの会社やプランを見直すのはもちろん、冬場はオイルヒーターでなくエアコンにする、床暖房を使わないなど、家電の使い方も見直しましょう。

このまま頑張れば、子どもが中学校入学前に2000万円たまっていますので、教育費もしっかりとかけられそうですね。

▼こうすれば2000万円たまる!

1. やはり真っ先に減らしたいのは住居費
年間400万円ためるのに、月14万円の住居費はかかりすぎ。持ち家ですが、思い切って安いエリアに買い替えることをおすすめします。

2. 食費を減らす工夫が必要です
共働きは忙しくて手の込んだものが作れないため、どうしても食費がかさみがち。自炊を心がければ食費もダウンするはず。

3. 習い事費はこれぞというものを選んで
「周りがやっているから」という理由で始めると、習い事費は青天井に。よい教育を受けさせたいなら、わが子に合うものを見極めて。