「頭ごなしのNG」はもったいない子育て

今回はその方法を伝授してみたい。

【子育てに不安な親が自信を持つ方法5】
その1:「3日坊主は経験豊富」という意識で子育てをする

子どもは本来、飽きっぽい。いろいろな物に興味を示し、それにすぐ飽きるのだが、実はこれは成長には欠かせない大切なことだ。さまざまなことを実際に試してみなければ自分に合うかどうかはわからないからだ。

わが子が興味を持ったものを経験もさせずに、頭ごなしにNGを突きつけることはもったいない子育てになる。たとえ失敗したとしても、やらなければ経験ゼロ。やれば人生の経験値が増えるのである。

まだ来ていない「未来」を必要以上に思い煩わない

【子育てに不安な親が自信を持つ方法5】
その2:「そっか、わかるよ」を口に出す

人は共感されて、認められて元気になる。わが子が何かにつまずいているときには叱責でもなく、ため息でもなく、詰問でもなく、この言葉を口にするといい。そして何より、自分が不安に陥っているときにこそ、この言葉を自分自身に言って聞かせよう。あなたに足りなかったのは、たぶんこの言葉だっただろうから。

【子育てに不安な親が自信を持つ方法5】
その3:来てもいない「未来」を必要以上に思い煩わない

多くの不安は「まだ見ぬ未来」に関するものである。こうなったらどうしよう、こうなるのではないか? という悪い方向に思考が向きがちだ。子育ては「這えば立て、立てば歩め、の親心」になりがちではあるが、時には急かないことも必要なのだ。不安になったなら「みんな、どうにかなっている。ゆえにどうにかなる」と意識を変えることも大切なことである。