920点(555点から+365点UP)
●JAC Recruitment 人材紹介コンサルタント 谷中 淳さん

▼ある日訪れた「わかる!」の感覚に感動。そこから英語が私の人生の一部に

新卒で総合リース会社へ就職して2年が経った頃、「学生時代、結局英語に挫折した自分を克服したい」と一念発起した谷中淳さん。しかし、英会話スクールの面接で一番下のクラスに振り分けられた。

「正直、ショックでしたし、レッスンも面白くなくて、すぐに行かなくなりました」。とはいえ、スクールには高額な授業料を前納していたため、2年目からしぶしぶ再開。「ある日、『あれ? わかる』っていう瞬間があったんです」。そこからは、趣味に没頭するのと同じ感覚で、英語の勉強に没頭。TOEICに挑戦し、そのスコアに合わせて英検を同時に受検していった。

国家資格の通訳案内士を取得後、フリーランスになり、展示会の英語対応やバイリンガルでのイベント司会、通訳案内士、米国のデザインコンサルティング会社の専属プロジェクト通訳として活躍。「海外出張で香港という街に惹かれて、ここで働きたいと思って」と、フリーランス生活にピリオドを打ち、日系企業の駐在員として香港へ飛んだ。その後、現在の会社のグループ企業に採用され、2016年1月、日本へ帰国。英語を自在に操り、人材を求める企業と転職希望者をつなぐ人材紹介コンサルタントとして活躍する日々だ。

<スコアアップで人生どう変わった?>

勉強に費やした時間:3年間
Before:総合リース会社に勤務。英語との接点は一切なし
After:フリー通訳を経て香港へ。現在の会社に転職
さらにこの先は?:中国語も習得して、キャリアアップしたい

<点数アップの勉強術>

▼洋書を繰り返し読む
好きでよく読んだ洋書の小説は『Memoirs of a Geisha』。興味がある、好きな小説を何度も繰り返し読む。楽しむことが目的なのでわからない単語はスルー。

▼テキストは1冊を繰り返しやる
TOEICのテキストや問題集はたくさん出ているが、反復して、とにかく目移りせずに最初の1冊を繰り返し覚えるまでやることが大切。

▼同時進行で他の資格を取る
TOEIC以外で武器になる資格を同時に目指すと英語の基礎能力が伸びる。英検と通訳案内士の勉強を同時に進め、単語帳を作って単語を覚えていた。

▼就業後はカフェで勉強
仕事で疲れているときは自宅に帰ると勉強する気になれないため、就業後はカフェに行って、終電まで勉強。夕食をとるの勉強術時間も勉強に回せて一石二鳥だった。

▼前払いで英語学校に入学する
勉強し始めた頃に、通学を課したのは正解だった。授業料を前金で納めると、英語がまだわからずに面白くない時期でも「行くしかない」ので、頑張れる。