テレビ、講演、大学での授業──。人前に出ることが仕事の明治大学・齋藤孝先生に、身だしなみや健康管理についてインタビュー。そして、超音波水流(※)で歯ブラシの届きにくい部分の汚れを除去するパナソニックの「ジェットウォッシャー ドルツ」を試してもらい、感想を聞きました。
齋藤孝(さいとう・たかし)
明治大学文学部教授
1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程等を経て、現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。その他、著書多数。テレビ、講演などでも活躍する。

歯みがきでは歯ぐきも意識。同じ歯科医と40年来の付き合い

──大学での授業、テレビ出演をはじめ、多くの人と会うお仕事ばかりです。身だしなみについては、どんなことに気を付けていますか。

【齋藤】髪の毛やヒゲの手入れのほか、爪などにも結構気を遣いますね。やっぱり人の目がいきやすいところというのがありますから、そうした部分は注意しています。もちろん、口のケアも大事。テレビで、食べカスなんかが歯に付いていたら大変です(笑)。

あと、身だしなみについていえば、口臭にも注意しています。メディアの仕事ではタレントさんなどと、また大学では学生たちと至近距離で話す機会も少なくないので、基本的なエチケットですね。

──歯みがきなどのオーラルケアで心がけていることはありますか。

【齋藤】お話ししたとおり、人前に出るときは歯の汚れに気を付けていますが、日々の歯みがきでは歯ぐきも意識しています。実は、大学入学時に東京に出てきて以来、40年近くずっと同じ歯医者さんに診てもらっていて、その先生が丁寧にアドバイスをしてくれるんです。歯間や歯と歯ぐきの境目にある歯周ポケットなどのケアが大切だとよくお話しされています。

すべての食べ物は口から入ってくるので、やっぱり歯の健康というのは大事。歯のバランスが悪かったり、不調があったりすると、頭痛になったり、大きな病気につながったりもすることがあります。先生からは、長期的な視点で「この歯は、あと何年しっかり持たせましょう」という具体的なお話があるので、オーラルケアには気を配っているほうだと思います。

──「身体論」は先生のご専門の一つで、体操や体の疲れに関する著書も出されています。健康管理のポイントなどはありますか。

【齋藤】一つのキーワードとして、「オートマティック化」があると思います。日本の武道は、ある種の自動化によって「型」を確立してきました。初心者は、型の訓練を繰り返すことで、その武道に必要な動きを身に付けることができるわけです。こうしたオートマティック化は仕事にも有効で、自分なりの型をつくっておくと効率がアップします。

健康管理にもこの考えはある程度応用できるでしょう。オーラルケアについても、時間ややり方などを習慣にしてしまえば楽だし、効率的。特に何も考えなくても継続することができます。オートマティック化やフォーマット化は、形式的で良くないようにも言われますが、上手に使えば役に立ちます。

奥歯の歯周ポケットまでしっかり届く

──今日は、齋藤先生にリニューアルされたばかりのパナソニック「ジェットウォッシャー ドルツ」を試していただきました。超音波水流(※)で、歯の汚れを除去したり、歯間や歯周ポケットを洗浄したりするものです。こうした製品を使われたことはありましたか。

「ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ71」。歯を磨いた後に使うことで、歯間に詰まった食べかすや、歯ブラシで浮かせた歯周ポケットの汚れなどを洗い流すことができる。歯ぐきに負担をかけない適切な水圧を維持しながら、洗浄力を高めた独自技術の超音波水流(※)が特徴。

【齋藤】いや、初めてです。水流の強さが10段階あったので、だんだん強くしてみました。弱めでも、かなりしっかり洗浄できている感じがしましたね。強めにしていくと、歯ぐきに刺激があって気持ちいい。歯ぐきがしゃきっと目覚める感じです。個人的には、強めの水流が好みでした。

──使い心地についてはどうでしたか。

【齋藤】一番いいなと思ったのは、奥歯をしっかり洗浄できることですね。いつも歯ブラシでは磨きにくいなと思っているところがあったんです。奥歯の歯周ポケットの部分で、食べかすなんかも残りやすい。初めてでしたけど、そこを簡単にきちんと洗浄することができました。ノズルの角度を調整したりするのも、難しいことは何もありませんでした。

あと、普段は歯ブラシをしてから歯間ブラシを使っているんですが、その後に、このジェットウォッシャー ドルツで口の中を洗い流すのもいいなと思いました。すっきりするはずです。やっぱりポイントはしっかりとした水流ですね。ノズルの先の方を少し絞った設計になっているから、ホースの先をつまんだときみたいに勢いよく水が出るようになっていて、工夫されています。

──ノズルの新設計で、水流の中に小さな気泡が多く生成されます。この気泡が弾けるときに強力な衝撃波が起こり、汚れをはじき飛ばします。歯ブラシで浮かせて歯周ポケットに残った歯垢を洗浄するのにも有効です。

【齋藤】歯みがきの後に使うといいわけですね。水流が細いので、歯周ポケットや歯間の一つ一つに順番にあてていくことができたのもよかったです。「次はここ、次はここ」というふうに。これだと、オーラルケアの意識も高まります。うがいの場合は、一つ一つの歯を細かく意識することはないですからね。

デザインもシンプルできれいだと思います。ハンドル部分は、マグネットで本体にくっつくようになっていて、扱いやすい。洗面台に置いておいてもすっきりしています。

──このような家電製品や日常使う道具を選ぶとき、齋藤先生なりの基準はありますか。

【齋藤】3色ボールペンとか、ストップウォッチとか、いつも使う道具についてはいろいろと試してみました。その中で使い続けている製品というのは、当たり前かもしれませんが、自分にとってしっくりくるものですね。デザインのちょっとした違いで、使い勝手というのは結構変わるものです。自身の身体感覚にあっているかどうか──。道具選びでは、これがとても大事です。

その意味では、この「ジェットウォッシャー ドルツ」は、スイッチを入れたり、水流の強さを調整したり、初めてでもスムーズに使うことができました。きっと細かいところまで考えてデザインされているんでしょうね。

身だしなみの面でも、健康面でも、オーラルケアは誰もが気を遣うところ。口の中がきれいになるのはもちろん、超音波水流(※)は、その刺激も含めてとても気持ちがよかった。使ってみたい製品だと思いました。

「ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ71」は、「歯の表面」「歯間」「歯周ポケット」「歯ぐき」すべてのケアに効果的!


パワフルな超音波水流(※)で、歯の表面の汚れを除去したり、歯間の食べカスを弾き出したりするのに加え、歯周ポケットの汚れも洗い流すことができる。さらに、断続水流の心地よい刺激が歯ぐきのケアにも効果を発揮する。

(※)バブルが弾ける際の衝撃波により超音波が発生する水流。