ラグビー協会とサポート契約した理由

実は、イーオンは今年1月、日本ラグビーフットボール協会と、ラグビー日本代表の語学分野でのサポートに関する契約を結びました。2019年には、ラグビーワールドカップが日本で開催されることもあり、選手たちの英語力の向上を教室でのマンツーマンレッスンとオンラインでのレッスンや教材の両面から支援していこうという狙いです。

『対談(2)!日本人が英語を学ぶ理由』三宅義和著 プレジデント社

その記者発表の席上で協会の専務理事が語っていた言葉がとても印象的でした。彼は「文化系、体育会系という区別をもうやめませんか。文化系だからスポーツはできなくてもいいとか、体育会系だから勉強は二の次というのは間違っています。もはや、そんな時代ではありません」と指摘してくれました。

スポーツで海外遠征に行った際のアスリートたちからもこんな悩みを聞くことが少なくありません。合宿練習や試合中は使われる用語は限られていますから、あまり問題はないそうです。しかし、大会や試合終了後に各国の選手が招かれるパーティーの席に行くと、どうしても孤立してしまい、会場の隅で静かにしている。せっかくの交流の機会を生かせないというわけです。

文武両道の選手こそ、これからの日本代表に必要でしょう。もちろん、協会レベルだけではなく、個人でもそうしたニーズが高まることを期待しています。そんなときは、ぜひともイーオンの扉を叩いてください。

三宅義和(みやけ・よしかず)
株式会社イーオン代表取締役社長
1951年、岡山県生まれ。大阪大学法学部卒業。85年イーオン入社。人事、社員研修、企業研修などに携わる。その後、教育企画部長、総務部長、イーオン・イースト・ジャパン社長を経て、2014年イーオン社長就任。一般社団法人 全国外国語教育振興協会元理事、NPO小学校英語指導者認定協議会理事。趣味は、読書、英語音読、ピアノ、心身統一合氣道。
(岡村繁雄=構成 澁谷高晴=撮影)
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