2017年2月17日(金)

8カ国のスターシェフがつくる、シンガポール航空の“グレート”な「機内食」

dancyu 2015年4月号

文・小野真枝 撮影・村林千賀子
シンガポール航空のフライトアテンダントになるのは狭き門。現地で「シンガポールガール」と呼ばれる彼女たちは、立ち居振る舞いからメイクの仕方まで厳しい訓練を受ける。

世界中のエグゼクティブが絶賛の「機内食」

人々の熱気に包まれた広間では、おいしそうな香りが立ち込めてきた。テーブルには、さまざまな国の料理が所狭しと並べられている。フレンチ、イタリアン、中華、和食、インド料理――前菜からメインディッシュ、デザートまで、その数100種類ほど。テーブルの周りをたくさんの人が行き来していて、料理をじっと見つめたり、撮影したり、メモを取ったり。数カ所にできている人だかりの奥には、コックコートを着たシェフが立ち、取り囲んだ人たちとにこやかに話をしている。

ここは、シンガポール市内の中心地にあるグランドハイアットホテル。シンガポール航空で出される機内食を披露する一大イベント「世界グルメフォーラム」の会場だ。シェフを取り囲んでいるのは、世界各国のジャーナリストや記者、料理の専門家たち。

シンガポール航空といえば、旅行代理店や調査会社のランキングでは常に最上位。かゆいところに手が届くサービスで人気のエアラインだが、なかでも機内食がグレート! と世界中のエグゼクティブから高い評価を受けている。

そんなグレート! な機内食をつくっているのは、アメリカ、フランス、イタリア、オーストラリア、インド、シンガポール、中国、日本の8カ国を代表する9人のスターシェフたちだ。数々の賞を受賞しているベテラン、新進気鋭の3つ星シェフなど、国際的に活躍する著名な顔ぶれが並んでいる。

フォーラムの会場には、8カ国9人のシェフも登場。自分の料理が並べられたテーブルの前に立ち、記者たちのインタビューを受けている。

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小野 真枝