就業不能保険に入ったほうがいい人入らなくていい人

【フリーランスや自営業者の場合】

フリーランスや自営業の方は、会社員のような保障はありません。自営業の方が加入する国民健康保険には「傷病手当金」がないため、事業内容によっては、働けなくなるとすぐに収入減になる可能性があります。

障害が残った場合は、会社員の方と同様に「障害年金」が支給されますが「障害基礎年金」のみの支給となります。厚生年金には加入していないため、障害厚生年金は支給されないのですね。年収に関わらず、定額の年金です。

●配偶者と子どもが1人いる自営業の場合……
1級 119万9625円(月額約10万円)
2級 100万4600円(月額約8万4000円)

▼ステップ2:〈独身〉〈子育て中〉〈老年〉どんなリスクに備えるべきか

以上の公的保障を鑑みて、民間の保険に加入するかどうかを考えましょう。

保険と一言でいっても、生命保険(死亡保障)、医療保険、就業不能保険……などさまざまな種類の商品があります。

また、それぞれの年齢や家族構成、自分のライフステージによって、必要な保障も異なってきます。今回は、「独身」「結婚して子育中」「老年期」の3つから、一般的に必要だと思われる保障内容をご紹介しましょう。

▼ケース1〈独身の人〉

独身で、養う家族がいない場合、死亡保障は必要ないでしょう。心配なことは、病気やケガで働けなくなることです。

働けなくなった場合の収入をカバーする保険商品に「就業不能保険」があります。これは一定の免責期間を超えて働けない状態になったとき、保険金を受け取れるというもの。業務上・業務外は問いません。入院はもちろん医師の指示による自宅療養中も保険金が支払われます。

保険期間は3年、5年定期で更新するもの、長期契約が可能なものなど様々な商品があります。ただし、前述した通り、会社員は傷病手当金などの保障があります。足りない保障部分はどのくらいかを確認します。

医療保険は、年齢が若い方はそれ程必要ないかもしれません。というのも、健康保険に加入しているので治療費の自己負担は3割です。高額になる場合も、1カ月当たりの自己負担額を一定程度に抑える高額療養費制度もあります。ただし、保険適用外の治療を受ける場合は、全額自己負担になります。

結論:ケース1〈独身〉 加入するなら 「就業不能保険」「医療保険」