算数が苦手な母親は子供と一緒に復習しよう

学校のカリキュラムは良くなっているが、それでも子供が「算数が苦手」なら、このワクワクするような魔法を、あの手、この手で見せてあげよう。学校の先生は、1人ひとりに時間を割いては、なかなかできない。ここは、やはり親の出番だ。

算数のカリスマ先生に、数字アレルギー気味の親でも算数苦手な子にどう教えたらいいか伝授してもらう企画(『プレジデントFamily2016冬号』より)。

学習院初等科の大澤隆之教頭によると、「お母さんにしてほしいのは、復習」だという。

「今日は何を習ってきたの?」と聞いて、子供に説明させる。その時に、苦手なお母さんがわかるように説明できなければ、本当の意味ではわかっていないのだ。公式を丸暗記して、ただ計算手順を説明していたら、「なぜそうなるの?」と聞いてみよう。

子供はたぶん答えられない。だから、お母さんも一緒に考えよう。その時に、具体的な物を使ったり、絵にかいたりして、「なるほど、そうか!」と体感させることが大切だ。さきほど、私に円周率の存在をありありと気づかせてくれた教師のように。

一見遠回りに思えても、一度、イメージができたことは、感覚として忘れない。

これが、たとえば中学受験などで複雑な応用問題に直面した時に、あれこれ考える手立てとなる。時間がある低学年のうちに、なるべく具体的な物を扱って、算数をイメージさせる体験をさせたいものだ。