目の血流を促進し、光のダメージから守るのが予防のポイント

できることなら防ぎたい緑内障。仮に現在緑内障の気はあっても、生活に支障がないならその状態を維持したいものです。予防のポイントは「目の血流を促進し、光のダメージから守る」ことにあります。

▼目を守るために今からできること

□ストレスを避ける
□光を避ける
□抗酸化物質を摂取して、体の酸化から守る
□照明は蛍光灯より白熱灯を利用する
□ブルーライトをカットする
□寝る前のスマホはせめて30分前までに見るのをやめる
□ホットタオルや温熱機器、まぶたのマッサージなどで目の血流を促進させる
□(治療中の場合)目薬を正しい方法でさす

温あん法のやり方(『緑内障の最新治療』より引用)

「緑内障の予防のためには、血管が収縮するようなことをなるべく避けることが大切です。ストレスが一番よくないことですが、タバコも控えていただきたいです。 緑内障に限らず、すべての目の病気に言えることですが、『光』が障害なのです。目は唯一光を通す臓器なので、光による障害が非常に多い。心臓や肺などほかの臓器と違って、目だけは光を必要とする、光を通す臓器です。そのため、白内障、緑内障、老眼などなんでも、目への“光のダメージを減らす”というのが一番重要です。光からの距離を取る、スマートフォンなどをあまり近くで見ないなど、とても基本的なことになりますが、それが大事です。寝る直前までスマートフォンを見ている方は、せめて寝る30分前には見終わる努力をしたいところですね」