眼圧、喫煙、メタボ、ストレスが目の神経を死に追いやる

緑内障を引き起こしているのは、目の神経のダメージです。目の神経のダメージとなっているのは、眼圧、ストレス、糖尿病、近視、遺伝、打撲などの目の怪我だそう。

眼圧とは、眼球の弾力性のことをいいます。ボールの固さのようなものです。眼球の眼圧が上がると、その後ろにある視神経が圧迫されて、ダメージを受けるのです。神経質で細かい性格、真面目、悩みやすいなどストレスも原因になり得ます。家族に緑内障の人がいると、なりやすいとのこと。また、糖尿病が緑内障の原因になるというのはあまり知られていないそうですが、症状が重くなりやすいそうです。

眼圧と緑内障(『緑内障の最新治療』より引用)

「正確には目の神経が死んでいくんですね。血流が悪く、血が行かないので、神経が死んでしまうんですよ。死んでしまった神経は治せないというわけです。目の血管は髪の毛よりも細いですから、ちょっとしたことですぐに悪くなっていきます。緑内障だと分かった場合、現在できる治療は“相対的に血流を良くする”ということだけなんです。

いろんな原因があるのですが、1つはもちろん年齢です。もう1つは近視の人がなりやすい。あとは血流が悪い人。ネクタイを締めていたりすると、血流が悪くなりやすいとはいいますね。それからストレスが多い人に多いんですが、よく文字を書く人、出版系の人も多いです。パソコンの仕事をしている人は非常に多いですよ。血管を収縮させるのでタバコもよくないですね。メタボの人もなりやすいです」

思い当たることが多く、ドキッとしたのではないでしょうか。自分で気づいたときには手遅れかもしれないとなれば、早期発見。検査で見つけてもらうしかありません。