わが家の中に蔵をつくる。ミサワホーム特有の大収納空間「蔵」は収納力が大幅にアップするだけでなく、災害時・被災時にも自立して快適に過ごすための工夫が随所にある。生活の質と家族の安全を両立させる信頼の住まいだ。
1.5階の床ハッチの下に広がる備蓄の「蔵」。置き場所に困る非常食や飲料水、防災用品などを大量にストックしておくことができる。

蔵の位置がアクセント
自由な空間設定ができる

住宅業界初のグッドデザイン賞グランプリ、さらにロングライフデザイン賞にも輝いた、ミサワホームのロングセラー商品「GENIUS 蔵のある家」。日本の伝統文化である「蔵」を現代の住まいに組み込むことで、さまざまなメリットを生み出した。

最初に挙げられるのは、もちろん充実した収納力。大収納「蔵」(※1)は、法律上の面積制限から除外されるので、居室の面積を最大限確保しながら、たっぷりの収納スペースがつくれる。設置する場所も、居室に隣接させたり、ガレージ上や小屋裏などのデッドスペースを有効活用したりと自由自在だ。出し入れも1カ所に限らず、水平・垂直の2方向、3方向から使うことができる。

半階の「蔵」をプラスすることによって、高い吹き抜け天井やスキップフロアなど、変化に富んだ居住空間がつくれるのも、大きな魅力だ。

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蔵のある家の断面イメージ。大収納空間「蔵」上の1.5階も家族の生活拠点になる。

例えば、1階にリビングから直接出入りできる「蔵」を設け、その上の1.5階をダイニングキッチンにあてるプラン。リビングは天井高約3.5mののびのびとした空間になり、半階上のダイニングキッチンとは適度な距離感でつながる。家族が思い思いに過ごしていても、お互いの気配は伝わる関係。リビングからキッチンが丸見えにならず、来客も迎え入れやすい。

この絶妙なレベル差は、採光・通風の確保やプライバシーの調整にも効果的だ。「蔵」と重なる1.5階、2.5階の窓は隣家の窓と高さがずれるので、外の視線を気にすることなく開放できる。高い位置から日差しを採り入れたり、窓の上下差によって自然な風の流れが生まれたりする効果もある。

なおかつ、1.5階に生活拠点を設けておけば、万一の災害時に1階が浸水したときも安心だ。

中央のディスプレイ棚は「蔵」の扉。引戸収納になっており、出し入れがラク。ここを閉めればリビングルームにしっくりとなじむ。

地震による倒壊はゼロ
被災後も住み続けられる家

こうした「蔵」の利点も含め、ミサワホームでは3ステップの「防災・減災ソリューション」を提案している。

第一のステップは「備えるデザイン」。大容量の「蔵」は非常食や飲料・日用品の備蓄にうってつけ。棚を兼ねた隠し扉や隠し収納などのオプションで、セキュリティも万全だ。キッチンの食品庫では、非常食を定期的に消費しては買い足す「ローリングストック収納」を提唱。家族のイベントとして楽しみながら非常食を食べれば、防災意識の維持向上にも役立つ。

第二ステップは、建物自体が災害に耐え、家族を保護する「守るデザイン」。ミサワホームの住宅は、1967年の創立以来、地震による建物の倒壊ゼロ(※2)。加えて、火災時の延焼防止や台風・水害など、さまざまな災害を想定して対策を施している。

熊本地震でも倒壊ゼロ

倒壊せず、軽微な被害ですんだミサワホームの家(写真中央)。

熊本地震発生後、ミサワホームグループはすぐにオーナーの安否確認や建物被害状況の把握に取り組んだ。震度5強以上を記録した地域にミサワホームの家は8,700棟以上。全棟調査の結果、地震による倒壊はなく、土地隆起や地割れ、クロスの切れや瓦のずれといった軽微な被害への対応を進めた。

お住まいの方からは、「震災後、ミサワホームから2人訪ねてきました。一人暮らしで不安がいっぱいでしたが、心が落ち着き安心しました。家もまったく問題がなく、ミサワホームで本当によかった」といった声が寄せられている。

 

そして、第三ステップは、被災後もなるべく自宅で生活を持続できるようにするための「支えるデザイン」。ミサワホームが目指すのは、単に「地震で倒壊しない」だけでなく、地震後も大がかりな補修なしで住み続けられる家づくりだ。独自に開発した制震装置「MGEO(エムジオ)」で地震エネルギーを吸収し、クロスなどの内装仕上げ材まで含めた「損傷ゼロ」を目指している。

左/2016年度グッドデザイン賞受賞「GAINET」
被災度判定計「GAINET」は、建物基礎の機器が地震を感知・計測し、躯体の損傷を「見える化」する。
右/構造体はもちろん内装仕上げ材の損傷ゼロを目指すミサワホームの制震装置「MGEO」。地震エネルギーを最大約50%も軽減する。

さらに、昨年は被災度判定計「GAINET(ガイネット)」を開発。地震発生と同時に、建物の基礎に取り付けた機器が建物と地盤の被災状況を感知・計測して宅内モニターに表示する。データはインターネットで即時にクラウドサーバに送られ、迅速なサポートにつなげる。

ミサワホームならではの日常生活の高い“クオリティー”と、非常時を想定した“セーフティー”の両立。これからの家づくりに、欠かせない視点といえるだろう。

※1 「蔵」は居室として利用できません。「蔵」の面積は床面積に算入されませんが、各自治体により異なる場合があります。
※2 地盤に起因する被害、地震に伴う津波や火災による被害は除く。

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