子どもを賢くする漫画作品はコレ!

【頭の良い子を作る「三種の神器」 3:重松清】
『ナイフ』(重松清著・新潮社)

みなさんご存知、大作家である。小学生にも十分、読みこなせるくらいのわかりやすい文章でつづられている著作も多いが、すべてが深い。

ゲーム機内の「ズキュン、バキュン」という擬音語だけでは人の心の機微は十分には育ってはいかないのだろう。これを育むためも大きいが、良書はその後のわが子の人生に多大な影響を与える。

代表として重松清さんを挙げたが「学ぶことが好き」という知的好奇心を持ち続ける土台を築けた子どもが育った家には、子どもの年齢に応じた良書が数多く置いてある。

「ウチの子、本は嫌いなんだよね」という親御さんにはまず、こちらをお勧めしたい。リビングの中で気軽に子どもが手に取れる場所に漫画本をたくさん並べて置くのだ。

それは『ONEPIECE』(尾田栄一郎)でも『名探偵コナン』(青山剛昌)でも良いのだが、その中に例えば『動物のお医者さん』(佐々木倫子)やら『火の鳥』(手塚治虫)やら、漫画で読む偉人の伝記やら、漫画で描いた日本の歴史、科学漫画サバイバルシリーズ(朝日新聞出版)やらを忍ばせておくのだ。

「読め」と強要してはいけない。あくまで忍ばせておき、興味を持ったら、内心「シメシメ」と思う程度でいい。そして、徐々にその中に、例えば「かいけつゾロリ」(原ゆたか)などの「本」を紛れさせ、何気に「重松」に持って行き、最終的には「新聞」に移行できたら最高だ。

さらに言えば、これに子どもが「もっと! もっと!」とせがむほどの3分程度の読み聞かせを小学校6年生くらいまでやり続けられたら、子どもの情緒、学力、知力、親子関係などのすべてが好転し出すので、騙されたと思って、小学生以下のお子さんをお持ちの方は今夜から実行して頂きたい。3カ月くらいで驚きの効果を実感できるだろう。ただし、続けなくては意味がないので、親に相当の忍耐力は必要になる。