研究開発型産業施設には「ハーモニーシティ木津」

国家プロジェクトとして文化学術研究の都市づくりが進み、2府1県にまたがる、けいはんな学研都市。その東端、京都府木津川市に「ハーモニーシティ木津」が広がっている。ここでは研究機能と生産機能が一体となった研究開発型産業施設の立地を推進し、ライフサイエンス、情報通信、環境、ナノテクといったフロンティア分野の事業向けに用地を分譲中だ。

最寄り駅のJR木津駅からは奈良駅へ約8分、京都駅へ約41分、天王寺駅へ約44分だ。近鉄線も、バスで約17分の高の原駅から利用できる。

道路網のコアは、「ハーモニーシティ木津」の南側エリア「木津南」内にある京奈和自動車道・木津IC。そこから約17キロ先の城陽ICで下り、国道24号を走れば京都市街だ。また「木津南」から約10キロ南西に第二阪奈道路・宝来ICがあり、近畿自動車道・東大阪JCTまで約17キロ。鉄道と道路を使い、京都や大阪はもちろん、中部地方の自社拠点や取引先とも連携しやすいロケーションである。

関西圏での立地を考える企業、必見! ニーズに応える2つの事業用地

中国自動車道「ひょうご東条IC」直結(地区内)。中国自動車道、山陽自動車道、新名神自動車道の3つの大動脈が結節する神戸JCTまで約12分の好立地。

研究所と工場の同時立地が可能。生活施設も充実し、京奈和自動車道にも直結する。暮らしやすさと便利さを兼ね備えた用地には、すでに多くの企業が立地済み。

企業立地優遇制度やURの金利フリー制度も

京都府は補助金として、土地を除く設備に対し最高8億円、雇用に対しても最高8億円を用意(諸条件を満たす場合)。土地取得を含む設備資金の融資は、最高20億円(同右)。さらに、不動産取得税を最大2分の1軽減する特例措置も設けている(同右)。

また木津川市にも、事業場設置、雇用創出、操業支援の助成制度がある。このほか「木津南」では、UR独自の制度である「金利フリー制度」(割賦の場合に2年間支払免除)、「フリーレント」(30年定期借地で2年間無料)を利用することも可能だ。

近畿圏の企業(全業種)の2016年度設備投資計画(※)は対前年度比10.9%増で、全国平均の3.8%増を大きく上回り意欲旺盛。より有利な拠点確保も重要な戦略の一環となるだろう。そうした圏内の企業や、全国からの進出企業を、URは力強くサポートしていく。

※出典:「近畿経済の動向」近畿経済産業局(平成28年7月25日)