2016年8月19日(金)

実はお酒と相性抜群! とうもろこしの旨いつまみ

dancyu 2014年9月号

文・大沼聡子 撮影・平松唯加子 教える人:佐宗桂(「季節料理・酒処 さそう」主人)

とうもろこしは、ゆでただけでおいしい。でも、ちょっと手を加えると、もっと旨いつまみになります。和やエスニックの要素を上手に取り入れたつまみが揃う「季節料理・酒処 さそう」の佐宗桂さんに教えてもらいました。

「とうもろこしの甘味は、塩分で引き締めると、お酒に合う味になるんです。塩だけでなく、アンチョビやチーズなど塩気のある素材を使うと、合わせるお酒の幅も広がって楽しいですよ」と、佐宗さんはコツを教えてくれた。確かに、いつもなら醤油を塗る焼きもろこしが、アンチョビという変化球で、こんなにワインと相性のいいつまみになるなんて、目から鱗!

とうもろこしの爽やかな甘味に合わせてお酒を選ぶのもいい。ラムのソーダ割りや、フルーティーなスパークリングワインなどが、佐宗さんのお薦め。ああ、お酒が止まらない!

<焼く>焼きもろこしアンチョビ風味

●自然な甘味と深い旨味が絶妙の相性。すっきりとした白ワインで

【材料(つくりやすい分量)】
とうもろこし……1本、タイム(生)……1枝
●アンチョビソース
アンチョビペースト……小さじ1、オリーブオイル……小さじ2、にんにく(すりおろし)……少々、白ワイン……小さじ1、黒胡椒……少々

まさに、大人の焼きもろこし。アンチョビの旨味と塩気に加えて、タイムの葉をちぎって香りを添えると、さらにワインを呼ぶこと間違いなし。バーベキューでも活用できるおいしい技。

【つくり方】

(1)ボウルにアンチョビソースの材料を入れ、混ぜ合わせる。

(2)とうもろこしを3等分に切ってから、それぞれを縦半分に切る。

(3)(2)をオーブントースターに入れて焼く。焼き色がつく一歩手前で取り出し、(1)を刷毛で満遍なく塗る。再びオーブントースターに入れて、こんがりと焼き色がつくまで焼き上げる。器に盛り、タイムをあしらって出来上がり。

(4)(3)を再び弱火にし、(2)のエスニックソースを回し入れたら、サッと炒め合わせる。枝豆全体にソースがからんだら、火を止め、器に盛って出来上がり。

この連載記事のバックナンバー
トップページへ戻る

大沼 聡子