世界でこの店でしか楽しめないワイン&タルトレット

ワインの種類は6種類。レギュラーメニューは「エストラーダクリーク メルロー」(赤 850円 以下価格は全て税抜)、「エストラーダクリーク シャルドネ」(白 850円)、「スパークリングワイン パウラ カヴァ」(900円)の3種類。特に「エストラーダクリーク メルロー」と「エストラーダクリーク シャルドネ」は、合わせるフードを想定しながらナパバレーの醸造家と共同開発した、STARBUCKS EVENINGSでしか飲めないオリジナルワイン。その他、季節ごとに顔ぶれが替わる限定ワイン3種類(赤、白、スパークリング 価格は時価)からも目が離せません。

日本独自開発で、現在はこの店舗でしか食べることができないタルトレットは5種類(各350円)。「カマンベール&ベリーズ」、「クリームチーズ&オレンジ」、「ゴーダチーズ&トロピカル」は、ドライフルーツやチーズ、ナッツなど、ワインに合う食材を組み合わせ、ぎっしりと詰め込んだもの。「ブラックココア クーベルチュール」、「ストロベリー ホワイトチョコレート」は、ワインと組み合わせた時の彩りの美しさを重視して開発が行われた、視覚でも楽しめるものとなっています。

ワインとタルトレットは、メニューとして提案されているペアリングで楽しむのはもちろんのこと、自分の好みで組み合わせを選んだり、タルトレットを単品で注文してコーヒーと共に味わったりする手も。

迷いに迷って、今回はタルトレット オン レッド - カマンベール&ベリーズとタルトレット オン スパークリング - ゴーダチーズ&トロピカルを注文しました。どちらも写真に撮って、SNSにアップしたくなるような心ときめかせるビジュアルです。取材したのは平日の18時。仕事帰りと思われる女性客が続々と来店し、スマホで商品を撮影する姿が多く見られました。

では、実食です。まずは、タルトレット オン レッド - カマンベール&ベリーズから。赤ワインは少し渋めで、さっぱりとした飲み口。そこで、タルトレットを一口。ベリーの酸味がワインの渋みとうまく調和し、その相性の良さに驚きました。

タルトレット オン レッド - カマンベール&ベリーズ。タルトレットには、カマンベールの他、ブルーベリー、クランベリー、アーモンドがぎっしり。仕上げにディップされたチョコレートとの相性もばっちり。

続いて、タルトレット オン スパークリング - ゴーダチーズ&トロピカルです。スパークリングワインはフルーティーながら甘過ぎない上品な味。タルトレットは、独特なチーズの風味と、パイナップルとマンゴーが良い塩梅で絡み合います。アーモンドスライスの香ばしさがアクセントに。繊細さ極まるペアリングでした。

タルトレット オン スパークリング - ゴーダチーズ&トロピカル。「女性に好まれるスパークリングワインとの組み合わせということもあり、人気のメニューです」とは店員さんの声。

おいしさを際立たせるワイングラスは、日本の職人によるオリジナルだそう。女性の手のひらに合わせて手作りされた小ぶりなグラスは、うすはりグラスで有名な松徳硝子とのコラボレーションにより生まれたもの。「家飲みも、このグラスで楽しみたい!」という人は、店内で購入することもできます(3000円)。