【写真左】「鶏の柚子こしょう焼き弁当」(540円、税込)【写真右】「野沢菜チーズおむすび」(128円、税込)

ファミリーマートは、3月15日、食の専門誌「dancyu」編集部が監修する「dancyuダイエットシリーズ」を発売する。ゆるやかな糖質制限(ロカボ)を応用しながらもおいしい弁当を目指して開発された商品で、第1弾は「鶏の柚子こしょう焼き弁当(雑穀入りごはん)」(540円、税込)と「野沢菜チーズおむすび」(128円、税込)の2種類。全国のファミリーマート(北海道を除く)1万1500店で販売する。

昨今は健康志向の高まりを受け、食事のときに摂取する糖質の量を気にする人が増えている。白米のごはんは糖質が高いため、dancyuダイエットシリーズでは、弁当は1食あたり糖質を40グラム以下、おむすびは20%オフをコンセプトに開発した。弁当、おむすび共に、粒状のこんにゃくを米にブレンドして炊き、糖質を低く抑えているのが大きな特徴だ。

鶏の柚子こしょう焼き弁当は糖質29.5グラム。柚子こしょうの風味をきかせた鶏の照り焼き(約80グラム)を主菜に、ひじき煮の白和え、ブロッコリーのガーリック和えなどを副菜にした弁当。粒こんにゃくの食感の違和感をなくすため雑穀を加えて炊いたごはんに、野沢菜漬けとしらすを加えている。

野沢菜チーズおむすびは糖質約30.9グラムと、従来のおむすびに比べて糖質を20%オフ。食感を良く、味をおいしくするために野沢菜とチーズを混ぜ、食べ応えをアップしている。