「仕事ができる人に見られる」ためのコツとツボ

仕事第一ではないが故に、周囲の評価が低くなってしまう人が気をつけなければならないのは、「仕事をサボりたい」と思っている人と同列に扱われないようにすること。冒頭にも書きましたが、この2種類のタイプは同じように見えがちです。なので、そことは目に見えて分かるように差をつけておきたい。

まずトライしてほしいのは「速く仕事をする」ことです。仕事をサボりたい人は与えられた仕事を目いっぱいの時間を使ってやりたがります。速く片付けてしまうと次の仕事を言いつけられかねないからです。

というわけでここでは「仕事第一ではないが、決して仕事をしないわけではない、むしろ頑張って仕事をしている」とアピールする必要があります。速く仕事を片付けて、「やっています」と周囲に分かるようにすることから始めましょう。

場合によっては、サッサと帰りたいから仕事を速くやっているんじゃないかと、別の意味でのうがった見方をされそうですが、周囲よりも明らかに仕事を速くこなす人を見て、「サボっている」とか「やる気がなさそう」と思う人は、まずいません。仕事のスピードを上げることによって、印象を変えることができるようになるのです。

次に解決しておきたいのは「主体性」の問題です。仕事が速くなり、周囲の評価が「サボり」や「やる気」ではなくなったとしても、次のセリフが待っています。

「言われたことしかしない人だから、主体性に欠ける」

仕事を第一に考えていない、積極性がない、だからダメだという評価を支えるためには(実際はそうではないにせよ)もっともらしい理由に見えてきます。では、その評価を変えるための打ち手は何かあるのでしょうか。

仕事を自分でコントロールできるようになれば“楽に”なる

話を少し戻しますが、仕事のスピードを上げようと思うと、あらゆる部分で効率化を図ろうとするはずです。例えば、毎日決まって行われる作業だと事前に分かっていたら、それを定型化しておくとか、先にできることがあれば、余っている時間で先に処理を済ませておくとか。決裁者が多くて仕事がスタックしがちな案件だと、事前に根回しを十分にしておく、もしくはステークホルダーの調整に時間を割くなど、結果的に「自分で考えて」、さらに「先回りして」仕事をするようにならないと、仕事のスピードは速くならないのです。与えられた仕事をただ漫然とこなしているだけでは、サッサと仕事を終えることはできません。

要は、自分で仕事をある程度コントロールできるようにならなければ、目に見えて仕事が速くできるようにならないとも考えられます。そうするためには当然「主体的に仕事に取り組まざるをえない」ですし、結果として「自ら率先して仕事をやっている」ように周囲からも見えるはずです。

ずるい言い方をすれば、同じことをやっていても「周囲からの見え方を意識して」行動することで、サボりたいだけだろう、やる気なさそう、定時上がりで何しているんだ、と言うネガティブな評価を、一掃できる可能性を秘めているのです。

ここまで読んで、「いやいや、それほど仕事に取り組んでいると、それこそ時間がなくなって、仕事第一になってしまうよ」と失笑してしまう人もいるでしょう。そこで最後の一押し。