株主になるってどういうこと?

企業の発行する株式を購入すれば株主になれ、持ち株数に応じた権利が得られる。主な権利としては、会社の経営に参加する権利や、配当金などの利益分配を受け取る権利などがある。

(1)そもそも運用すると何がもらえるの?

●値上がり益
買ったときの株価よりも高くなったときに売れば得られるもの。注目度が低いときに仕込んで、人気が出て値上がりしたら売却するのがセオリー。

●配当金
企業が出した利益を株主に還元するもの。企業の業績が良ければ、配当金も上がることが多いが、業績悪化で無配当になることもある。

●株主優待
企業が一定数の株式を保有する株主へ、自社のサービスや商品などを提供する制度。もらうには株主権利確定日に株主名簿に載っている必要がある。

(2)株式投資の場合:会社のオーナー(サポーター)になれる
株主になると、株式を保有する分だけ「議決権」が得られる。株主総会にて提出される議案に対して、自分の意思を反映することができる。値上がり益を求めるだけでなく、好きな企業を資金面で支えられるのも投資の醍醐味(だいごみ)。

(3)国債の場合:その国の経営をサポートできる
国債とは国の発行する債券で、普通国債と財政投融資特別会計国債(財投債)に区分される。普通国債は、主に公共事業などの財源を調達するために発行される。保有するなら、金利に応じて利率が変わる個人向け国債(変動10)がベター。