「クリスマスを一緒に過ごす人を見つけたい」、そんな気持ちが高まる時期ですが、焦って手当たり次第に婚活するのは禁物。なぜならばクリスマス前は、すてきな男性が大量に婚活市場に戻ってくる時期だからです。その理由と必勝法を、婚活アドバイザーの大西明美さんに教わります。

「クリスマスまでに恋人を!」の焦りは禁物

街はすっかりクリスマス色になりましたね。イルミネーションがきらめき、お店に入るとクリスマスソングが流れています。カップルが腕を組んで歩く姿も増えてきました。

「ああー、クリスマスをひとりで過ごしたくない!」と焦る人はたくさんいます。焦り過ぎて、「もう誰でもいいっ!」と、理想をガクンと落として、お見合いパーティーなど出会いの場に積極的に出かける人が大量に発生する時期です。

クリスマスを一緒に過ごせる人を今から探すとなると、ついつい妥協をしてしまいそうになりますが、焦りは禁物。ここは逆張りでいきましょう!

一見、婚活に対するやる気を出しているように感じられますが、これは厄介な判断であり、行動なのです。なぜならば、この時期に理想を下げるということは、自分を不要に安売りし始めるということになるからです。

実は、クリスマス前のこの季節こそ、強気の理想を掲げて婚活に挑戦ができる時期なのです!

11月中旬から12月中旬はカップル破局期

世の中のクリスマスモード、カップルモードにだまされてはいけません。この時期は、破局シーズンでもあるのです。私の経営する結婚相談所は、11月中旬から12月中旬までは破局報告でいっぱいになります。それは、クリスマスのすてきな風景を一緒に見る相手は、「本当にこの人でいいの?」と我に返る機会が劇的に増えるからです。

そして世の中にはクリスマスイブに婚約指輪を用意してプロポーズをする男性がたくさんいます。「も、もしかしたらこの人は指輪を買ってしまうかもしれない! ヤバい!」そんな気配を感じた女性が慌てて男性にお断りを入れ、破局報告をしてくるのです。

男性側からのお断りが最も多いのもこの季節です。「このままクリスマスを迎えてしまったら、プロポーズを期待されるかもしれない」と、引き返せなくなる前にお断りを入れてくるのです。これが、結婚相談所における破局報告ラッシュの正体です。