POINT4:直前予約OK

スクールによりけりですが、インターネット上で、最短5分前から30分前にレッスンを予約できます。予定が見えない人、仕事の終わり時間がバラバラな人には便利なシステムですね。直前にキャンセルしても特にペナルティーはないところが多いですが、英会話は数をこなしてナンボ。ときにはキャンセルしづらい、なじみのある先生を予約するなど工夫を。

POINT5:講師が本格的

一部スクールではネーティブや多国籍の講師をそろえていますが、主にフィリピン人講師です。「ネーティブじゃなくても大丈夫?」と思うかもしれません。でも、講師たちの英語力はネーティブと遜色なし。フィリピンは英語教育が盛んで特に講師になる人はハイレベル。さらに大手が採用する講師は、厳しい選抜テストに合格した逸材なのです。フィリピンにコールセンター業をアウトソーシングする米国企業も多いので、コールセンターをはじめとしたビジネス経験者が多く、対話も上手。特にここ2年はオンライン英会話の競争激化で、全体的に講師の質が上がっています。

POINT6:目的別にカスタマイズ

大別して、講師と生徒が自由にレッスンを進めていく「フリートーク」と、指定のテキストに沿って進めていく「テキストレッスン」があります。例えば英語でのプレゼンを強化したいなら、資料を先生に見せながらプレゼンするロールプレーイングなど、目的に応じてピンポイントにレッスンを作っていけるのがフリートークの特徴。いきなりフリートークに臨むのはハードルが高いと思う人は、慣れるまでテキストレッスンを。リードしてもらいたい人は、よりカリキュラムがしっかりしているスクールでテキストレッスンを受けるのもよいでしょう。

嬉野克也
1973年、大阪府生まれ。関西大学文学部英文学科卒業。海外への留学や滞在経験は皆無。36歳のときにオンライン英会話を含めた英語学習を開始。たった2年でTOEIC900点を突破し、現在は勤務先のコールセンター会社で外資系企業を担当する。著書に『オンライン英会話の教科書』(国際語学社)など。

構成=桜田容子