Lesson5.勇気 その2

回答は4パターン【A.いつもそうである】【B.ときどきそうである】【C.たまにそうである】【D.全く違う】があります。セルフチェックの後は心理分析と合わせ、その対策もご紹介。自己分析して、明日からのあなたを、さらに輝かせましょう。

回答にはそれぞれ点数があります。3回のレッスン(自信・勇気・リラックス各1回が1クール)の終了後に総評があるので、各レッスンの点数を控えておくと便利です。

 Q.上司に言いたいことがあっても、気を悪くされるのが怖くて言えない

[A]いつも(1点)
[B]ときどき(2点)
[C]たまに(3点)
[D]全く違う(4点)

 

[A]の人の性格傾向と心理分析
あなたは怖がり屋さんですね。アサーションテストで採点すると「I am not OK,You are OK. 」タイプ。つまり「非主張型」と分類される人です。両親に厳しすぎるしつけをされた人、以前上司にひどく叱られたのがトラウマになっている人などがこのタイプです。

アサーションテスト:自己主張力を【攻撃的な主張型/I am OK, You are not OK. 】【非主張型/I am not OK, You are OK. 】【アサーティブ/I am Ok, You are OK.】 の3タイプに分ける心理テスト。相手も自分も肯定できるアサーティブタイプが一番望ましい。

対策
誰でも、過去に全くしばられるな、と言われても無理ですね。辛いことや悲しいことほど、心に強く残ってつい思い出してしまいます。一度上司にこっぴどく叱られると、「できれば話したくない」と思うでしょう。でも、上司が部下のあなたを選ぶことはできても、部下のあなたが上司を選ぶことはまず無理です。 一度だけでいいので、1人の時に「どう思うかは相手の課題、言うべきことを言うのは私の課題」と口に出してください。これがアドラーの言う「課題の分離」です。「自分がこう言ったら相手がどう思うか」と、あなたの頭の中は常に発言する自分と悪い反応をするかもしれない相手、という2つの課題がごちゃまぜになっているので、それを分けて考えましょう、というわけです。自分の言いたいことは、しっかり言ってみてください。意外にもすっと通って自分で驚くことでしょう。その一度の経験があなたに勇気をくれます。

[B]の人の性格傾向と心理分析
ほとんど主張しない、言いたいことを言わないで我慢する場合が多いあなたですね。全くの非主張タイプではないけれど、「おとなしい人ね」と言われたり、穏やかだけど自分の主張がない、と言われたりする、大企業の中間管理職に多いタイプです。言いたいことが言えないことで、抑圧された自己表現欲求がマグマのように膨らんで、何かの時にワッと爆発する欲求不満の傾向があります。お酒の席で酔ったふりをして、上司の悪口をコテンパンに言うことも。意外と危険なタイプです。

対策
ため込まないで、こまめに主張をしていきましょう。いきなり大きな主張をするは、あなたには大変でしょうし、否定される確率も高くなります。小分けして言うのがお薦め。自分の心に主張できない思いをためすぎると、マグマのように大きな怒りに変身して、いつかプツンと切れる、あるいはウツ病などの形で噴火することもあり、対処が余計難しくなります。アドラーはこう言うのです。「人生は物理学じゃない、原因や理由を解明するよりも今と未来をどうするかに時間を使おう」と。今日言えなくても、明日上司の機嫌の良さそうな時に、小分けにしてハードルを下げて言ってみてください。