Lesson1. “自信”その1

【自信】【勇気】【リラックス】これら3つの軸から、レッスンの初回は【自信】をピックアップ。回答は4パターン【A.いつもそうである】【B.ときどきそうである】【C.たまにそうである】 【D.全くそうではない】があります。セルフチェックの後は心理分析と合わせ、その対策もご紹介。自己分析できれば、明日からのあなたが、さらに輝けます。

※回答にはそれぞれ点数があります。3回のレッスン(自信・勇気・リラックス各1回が1クール)の終了後に総評があるので、各レッスンの点数を控えておくと便利です。

 Q.自分に自信が持てない

[A]いつも(1点)
[B]ときどき(2点)
[C]たまに(3点)
[D]全く違う(4点)

 

[A]の人の性格傾向と心理分析
いつも人に何か言われると自分が悪いと思って落ち込んでしまうあなたですね。「内罰欲求」、つまり自分に非があると常に思ってしまうタイプ。敵はできないけど、うまく他の人に利用される場合が多いです。ストレス過多の傾向もあります。

対策
自分の欠点ではなくて、「いいところ」に注目しましょう。そしてそのことを文字に書いてみてください。もしも欠点と感じている部分があれば、アドラー心理学やカウンセリング学の王道の論理療法、私のパフォーマンス学のセミナーでやっている言い換えゲームにトライして発想を変えていきましょう。

言い換えゲームって何?

短所を長所に言い替えることで、自分や他人を肯定的にとらえる試みです。

例えば……
■自分の主張をすぐに言えない私→慎重な私
■新しい人に会うのに気おくれする私→慎み深い私

私の社会人セミナーでは、自分の良いところをスピーチしてもらうエクササイズがあります。1分間(266文字)に区切ってトレーニングすると、はじめは上手にできなくても、ほぼ全員が3回目で大きな声と笑顔で完璧なスピーチをできるようになります。自分に自信をもつ初歩のトレーニングとしては効果的です。

[B]の人の性格傾向と心理分析
ときどき自信喪失になるのは集団主義文化の日本人では、むしろ平均的性格です。

対策
失った自信のもとになった失敗例ばかり思い出さずに、次の課題に頭を早く切り替える練習をしましょう。そのためにとっておきの方法は、人から褒められた言葉を思い出すこと。ほら、「優しいね」とか、前に何度も言われたでしょう? 机に「過去と相手は変えられない。過去の解釈と自分の未来は変えられる」と書いて貼っておきましょう。失敗した過去を繰り返し思い出さないだけで、あなたの自信はぐんとアップしていきます。