論理的にしゃべっているつもりでも、「結局何が言いたいの?」と言われてしまう。どうやったら、系統立てて説明できるのだろう。

図を描いて、理解の穴を埋めていく

「どんなことでも必ず絵に描く」と言う加藤知子さん。「絵に描けないということは、理解していないということ。人に説明できるわけがありません」

日本ヒューレット・パッカード 加藤知子さん

本部長を務めているのは、パートナーである企業と一緒にシステムサポートを販売する部署。両社間での認識のすり合わせは欠かせない。

「相手のところに行く前には、全体的な仕事の流れ、誰が何にいつまでにコミットするか、どのビジネスが取れていてこれからどこを取るかなど、あらゆることを図式化します」

そうすることで、理解が抜け落ちている箇所や、これから話し合いが必要なところが浮き彫りに。ミーティングの際の資料づくりの第一歩にもなる。