現場で得た最新情報の提供で投資家の支持を得る株式会社水戸大家さんの峯島忠昭社長に賃貸住宅「一棟」へ投資する利点や、不動産投資において今考えるべきことなどを聞いた。
峯島忠昭(みねしま・ただあき)
株式会社水戸大家さん
代表取締役社長
1980年茨城県生まれ。2005年に不動産投資を開始し、4年で家賃年収1700万円を実現。その後、(株)水戸大家さんを設立。現在は、水戸市を離れ不動産業に専念。六本木交差点に本社を置きながら、無料相談で各地に出向いている。
 

一人一人の顧客に合わせ最新の投資情報を提供

かつては資産家や地主など、限られた人が行うものというイメージが強かった不動産投資。しかし近年は低金利の追い風もあり、ビジネスパーソンにも手がける人が増えている。この不動産投資の最新情報を積極的に発信し、多くの投資家の支持を得ているのが、収益用不動産の仲介を専門とする水戸大家さん代表の峯島忠昭社長だ。

自身で実践し、体系化した不動産投資のノウハウと、仲介の現場で得た最新情報を、著書や約15万人が登録するメルマガ、ウェブ上の動画サービスなどを通じて発信。さらに全国から同社に寄せられる要望に対し、自ら各地に赴いて無料で投資相談を実施している。不動産投資の初心者から進行中の投資について助言がほしいというベテランまで1日平均6~7人と面談し、相談者の累計は7000人を超えた。

「相談者の方に共通するのは、将来の不安に今のうちから備えたいという思いです。とはいえその具体的な内容は、本業以外に安定収入を確保したい、お子さんの教育資金を準備したいなど人によってさまざま。ご職業もビジネスパーソン、医師、経営者、公務員など幅広いですね」と峯島社長は言う。

こうした多彩な相談相手を前に、それぞれの目標を明確にし、年収や資産など条件に合わせた戦略をつくることを、峯島社長は大切にしている。

「質の良い物件や銀行の融資に関する最新情報は、投資をする上で欠かせません。ただ、投資を真に成功させるにはそれだけでは不十分。まずはご本人のご要望とご事情を伺い、『こんな状況をつくりたい』という目標と条件に沿って最適な戦略を練る必要があります。現在、各地で投資を進めている方の生の声には、現場の最新動向など貴重な情報も多いですね」

日々の相談で得た新たな学びとリアルタイムの情報を蓄積しながら、それを助言として相談者に還元していくのが峯島社長のスタイルだ。

水戸大家さんが仲介した収益用不動産の例。良好なキャッシュフローを保つには、立地や物件の質はもちろん、「周辺物件と比較して優位性があるか」も重要。同社では、幅広いネットワークを通じて情報を収集し、一つ一つの物件の価値や将来性を見極めている。