40歳近くも年の離れている者同士が集まり働く会社組織。当然、いつの時代でも世代間の軋轢は起きる。そこで、世代間の価値観のズレを解消すべく、各々の世代のメンタリティーと扱い方を探ってみた。

いうまでもなく、人のキャラクターは千差万別で個人差が大きい。多様な人間を十把一絡げに世代でまとめて語るのは乱暴ではある。しかし、世代論は血液型や星座みたいな「占い」とは違う。

人は生まれ育った時代の政治・経済の状況や、青少年期の流行、教育、メディア、通信ツールなどの影響を受け、同じ世代は似たようなメンタリティーを抱えているのは事実。

「◯◯世代だからこうでしょ!」という決めつけはよくないにしても、話が通じない上司や、自分の常識が通じない部下を相手にして、「何だコイツは?」とジェネレーションギャップを感じたとき、相手を理解するためのヒントとして、世代論は万能ではなくとも有効ではある。

というわけで、今の日本の社会人を「新人類世代」「バブル世代」「団塊ジュニア世代」「ポスト団塊ジュニア世代」「ゆとり世代」の5つに分類し、それぞれの世代の特徴を考えてみた。教えてくださるのは、長年就職市場に向き合い、研究してきたリクルートワークス研究所主幹研究員の豊田義博さん。

「最近の新入社員は使えない」とか「オヤジ世代は老害だ」などと安易に壁をつくらずに、「自分の世代とは違うのだから、接し方を変えてみよう」と上手にシフトチェンジできれば、新たな関係が生まれるかもしれない。人は異なっているから面白い。世代の違いを知ってポジティブにコミュニケーションしよう。