少しの時間が出来たなら鞄ひとつで旅立とう。関門海峡から湯布院、阿蘇……ドライブで緑のシャワーを浴び、癒しの空間に身をゆだねよう。途中、サービスエリアでの休憩も旅に楽しさを加えてくれる。

九州が最も美しく輝くのは、毎年6月前後の新緑から初夏の季節である。

この時期の九州を訪れ、眼に鮮やかな山々の緑と明るく澄んだ青い海原、そして爽やかな渓流の響きを聴くには、レンタカーを借りてのドライブ旅行が良い。実は福岡を中心とした九州北部から中部にかけては、日本国内でも最も良く高速道路網が整備されたエリアであり、列車で訪れるのとはまた違った便利さで我々を魅了してくれる。

<strong>阿蘇</strong>:熊本・阿蘇の草千里の雄大な眺めは、ドライブスポットとしては最高のロケーションだろう。
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阿蘇:熊本・阿蘇の草千里の雄大な眺めは、ドライブスポットとしては最高のロケーションだろう。


 東京から福岡に飛び、まずは九州自動車道を通って関門海峡へ。関門トンネルは08年50周年を迎える歴史的な海底トンネルである。また、関門橋の白い橋げたは、時に10ノットを超すという関門海峡のダイナミックな潮流をまたいでいる。

初日の宿は、関門自動車道の下関側の橋のたもとに08年4月23日オープンしたハイウェイホテル「ファミリーロッジ旅籠屋壇之浦PA店」に。

高速道路のパーキングエリア(PA)から直接チェックイン出来、関門海峡を一望する最高の眺望を誇っている。PA内には、レストランや売店もあり、将来はコンビニも併設されるという。アメリカ映画に出てきそうなしゃれたモーターホテルを足場に、明治維新の「原点」となった下関周辺の赤間神宮や“フク”で有名な唐戸市場、関門海峡に浮かぶ武蔵・小次郎決戦の地、巌流島等を陽の高いうちに回る。