[韓国家庭料理] KOSARI

――究極の白ごはんと 旬の食材に癒やされる

北海道札幌市に本店がある韓国料理店。医食同源をテーマに、体に優しい料理を提供する。ここには本場の味を求めて、韓流スターもお忍びで訪れるとか。

●東京都港区東麻布2-19-3 TEL/03-3582-1228 営業時間/月~金11:45~14:30(13:45LO) 18:00~24:00(23:00LO)、土・日・祝 18:00~24:00(23:00LO) 不定休 カウンター6席 テーブル40席

「お肉が好きな友達にはつい教えたくなっちゃう」(大黒さん)というだけあって、自慢は焼肉。メニューには、生でも食べられるほど新鮮な肉がずらり。事前にお願いすれば宮廷料理もつくってくれる。

1.特撰KOSARIカット(3800円)。オーナーのその日一番のおすすめ部位を1カットずつ楽しめる贅沢なひと皿。この日はトモ三角、上ロース、リブ芯、特撰ハラミ、マキ、ささみの6種類。
 2.レバーのフェ(1100円)。サイコロ状にカットされた、食べごたえのあるレバ刺し。入荷が不定期なので、要確認。
 3.本日のジョン3種盛り(1200円)。ジョンとは、小麦粉と卵でつくった韓国のピカタのようなもの。冠婚葬祭など人が集まる祝い事や行事には欠かせない一品とか。この日のジョンは、エビ、れんこん、肉詰めしいたけ。
 4.極みユッケ(2500円)。卵黄を溶き、オリジナルのタレとからめていただく。とろけるような生肉の食感に舌鼓。

[和食ダイニングバー] 心音 ここね

――レアに炙った地鶏は 野趣に富む闘魂の美味!

オーナーの長倉正和さんは、大黒さんの古い知り合い。「ここに来るとわが家みたいにホッとしちゃう」という大黒さんのような常連客が多いという。

●東京都渋谷区恵比寿3-2-2 TEL/03-3446-7878 営業時間/月~金 11:30~15:00(14:30LO) 18:00~24:00(23:30LO)、土・祝 18:00~23:00(22:30LO) 日曜休 テーブル26席

月替わりのメニューが楽しめる。オーナーが「お客さんの要望にこたえていたら増えてしまった」と苦笑するだけあって、日本酒やワイン、焼酎などお酒の品揃えも豊富。大黒さんがニューオリンズに行ったときの思い出の酒という「SOUTHERN COMFORT」もある。

1.訪れる客のほとんどが注文するという究極の銀しゃり(1合800円~)の秘密は、仙台にある「七ツ森 山の工房村」で造られる「飯炊釜」。この味に惚れ込んだ客が釜を購入していくことも多いそう。
 2.本マグロと海老とアボカドのサラダ(1200円)。カリッと焼き上げたメルバトーストにアボカドサラダを載せていただく。酒のつまみにもぴったり。
 3.新鮮旬魚の盛り合わせ(2人前3800円~)。
 4.とうもろこしの真丈揚げ(800円)。8月末までの季節限定の味。とうもろこしの粒々した食感が面白い。
 5.銀鱈の煮付け 季節の野菜添え(1200円)。甘辛い味付けが食欲をそそる一品。

(構成・文=大高志帆 撮影=古市和義)