2016年2月20日(土)

ラスベガス1泊5万円のスイートに父子2人で泊まった理由

賢いパパのマネー教育【2】 脳の学校代表 医師・医学博士 加藤俊徳

プレジデントFamily 2016年冬号

小澤啓司=構成 遠藤素子=撮影
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教育費にいくらかかっているのか、うちの子は知っているのだろうか? わが子に金銭感覚を持たせることも、マネープランの大事な一環。各界の第一線で活躍されているあの人たちのマネー教育、聞いてきました。

同じ魚でも、時と場所によって値段は変わる。値段は“価値”によって違うんだ――。

加藤俊徳さん

そんな金銭感覚が身についたのは、私が子供のとき。漁師だった祖父と過ごした影響が大きいと思います。

「魚が捕れすぎると安くなる」

そんなことに興味を引かれたのです。ついには、捕れた魚が1本いくらで売れるかを日々追いかけるようになりました。鮮魚店やスーパーへ行っても、魚を見るたびに「これはいくらだろう?」「なぜ、この値段がついたのだろう?」と気になって仕方がなかったほどです。

子供たちにも、値段は価値によって違うという“見極める能力”をつけたいと思っています。もちろん、私の仕事、「脳のMRI画像鑑定」の価値も、子供たちには理解してほしいですからね(笑)。

そうした金銭感覚は、体験によって得られるものだと思います。

次男が中学受験を控えた小6のとき、父子2人でシアトル、ラスベガス、ロサンゼルスに旅行をすることになりました。ところが、旅程の都合で、ラスベガスには2泊しかできないことに。その「短い時間にラスベガスを満喫するなら」ということで、私たちは豪華ホテルのベラージオに宿泊することにしたのです。しかし5万円を超える部屋しかあいていません(通常価格は3万円ほど)。

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