2016年1月22日(金)

春から始まる「ジュニアNISA」使える制度なの?

PRESIDENT 2015年12月14日号

著者
目黒 政明 めぐろ・まさあき
生活設計塾クルー代表取締役

目黒 政明1959年生まれ。慶應義塾大学法学部を卒業後、大和証券、独立系FP会社を経て、特定の金融機関に属さない独立系FP集団「生活設計塾クルー」を設立、代表に。

生活設計塾クルー代表取締役 目黒政明 構成=高橋晴美
1
nextpage

20歳未満の未成年者を対象とするジュニアNISA(ニーサ。未成年者少額投資非課税制度)。取引可能となる今年4月に向け、今月から口座開設手続きが始まった。

20歳以上が利用できるNISAがすでに始まっており、年間100万円(16年からは120万円)までの投資について配当金や売却益などが非課税になるが、ジュニアNISAはその未成年者版だ。若年層への投資のすそ野の拡大、高齢者から若年層への資産の移転といった効果を狙って対象を広げたものといえる。

利用するには銀行や証券会社などでジュニアNISAの口座を開設する必要がある。0~19歳の子どもの名義で口座を開設し、親や祖父母などが資金を出し、親が代理で投資を行うのが基本となる。

ジュニアNISA口座で投資できるのは年間80万円までで、最初に投資した年から5年間、非課税で運用できる。上限まで使えば計400万円を投資でき、子どもが20歳になるまで、そこにかかる利益が非課税となる。20.315%(復興特別所得税を含む)の税金がかからないメリットは小さくない。

投資できるのは、株式投資信託(ETFを含む)や国内外の株式などに限られる。

たとえば14歳で投資を始めた場合、年間80万円までで5年間分、計400万円まで投資でき、20歳になるまで(正確には1月1日時点で20歳である年の前年12月31日まで)は非課税で運用できる。20歳になると自動的に成人版のNISA口座が開設され、運用を引き継ぐことができる。

PickUp