2016年1月30日(土)

風邪予防に最適! 最強のビタミンC冬野菜は?

プレジデントFamily 2016年冬号

上島寿子=構成 岡村智明=撮影 教える人:笠井奈津子(食事カウンセラー、栄養士)
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冬は風邪やインフルエンザが流行するシーズン。受験生のいるご家庭では、いつにも増して予防に神経を配っているのではないでしょうか。

心がけたいのがウイルスに負けない体づくりです。寒さ厳しいこの時季はただでさえ体力を消耗しがち。そのうえ、受験間近ともなれば、精神的なストレスや深夜までの勉強など生活の乱れによっても免疫力が下がりやすくなっています。毎日の食事で免疫力と基礎体力を高めれば、ウイルスが体に入っても悪さを働く前に撃退することができます。

では、免疫力と基礎体力のアップには、どのような料理を作ればいいのでしょう。意識してとり入れたい栄養素は、ズバリ、ビタミンCとタンパク質です。「それだけ?」と思うかもしれませんが、今の子供たちの食生活を見ていると、きちんととれている子は多くありません。たとえば、パスタやラーメンなどで食事を済ませれば、どちらの栄養素もたちまち不足してしまうのです。

役割はそれぞれ異なり、ビタミンCが担うのは免疫力アップ。ウイルスと闘う白血球の働きを活発にさせるとともに、抗酸化作用も強いので、体調を整えることもできます。

一方、タンパク質は基礎体力を高めるのに役立ちます。基礎体力と聞くと運動で養うものと思いがちですが、そもそも筋肉の材料になるのがタンパク質。強い体をつくる元になる栄養素です。

このビタミンCとタンパク質を同時にとれるのが、ゆで卵とブロッコリーのパンプキンミートグラタンです。冬が旬のブロッコリーはビタミンCの宝庫。生で比較すると、レモンよりも多くのビタミンCが含まれています。調理のポイントはゆで過ぎないこと。ビタミンCは水溶性なので、ゆで過ぎると成分が流れ出てしまいます。面倒でなければ蒸したほうが、栄養をキープしやすくなります。

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