2015年11月20日(金)

レジェンド・山本昌、チャレンジングな第二の人生

スポーツ・インテリジェンス【第37回】

PRESIDENT Online スペシャル

著者
松瀬 学 まつせ・まなぶ
ノンフィクションライター

1960年、長崎県生まれ。早稲田大学ではラグビー部に所属。83年、同大卒業後、共同通信社に入社。運動部記者として、プロ野球、大相撲、オリンピックなどの取材を担当。96年から4年間はニューヨーク勤務。02年に同社退社後、ノンフィクション作家に。日本文藝家協会会員。著書は『汚れた金メダル』(文藝春秋)、『なぜ東京五輪招致は成功したのか?』(扶桑社新書)など多数。

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松瀬 学=文と写真
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50歳には見えない若さ!

この存在感はどうだろう。1m86cmの長身と溌剌とした笑顔。32年間にも及んだプロ野球人生がそうさせるのか。今季限りで引退した元中日ドラゴンズの山本昌さん(本名・山本昌広)は何と言うか、光り輝いていた。

とても50歳には見えない。若い。「勝負の世界を離れて生活は変わりましたか?」と聞けば、レジェンドは「だいぶ、変わりました」と苦笑を浮かべるのである。

「変な緊張感のある場面にたくさん立つようになりました。野球の緊張感は、32年やりましたので……。マウンドに立つ前ってすごく緊張するんですよ。本当に“ナゴヤドームの電源切ったろうか”っていうときもありました」

引退後は、イベントなどのゲストに引っ張りだこである。この日も、東京都内で開かれた『プロ野球OKINAWA SPRING CAMPカウントダウン』イベントにお笑い芸人のビビる大木、ザブングルの松尾陽介と一緒に出席した。

「こういうのもまた、違う緊張感でね。人生、いろいろ勉強だなあって。いい勉強させてもらっているなと感謝しています」

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