大野洋平
あおぞら銀行
営業第四部 営業第二課 課長代理

【大野】「事業を発展させる」という視点は大事ですね。経営承継サポートは、今後の事業発展の枠組みづくりを支援するものです。まずファイナンスありきではなく、経営者さまのお話に耳を傾け、発展の方策を議論し、最適な提案で悩みにお応えしていくなかで、ファイナンス面のお手伝いができればと考えています。

【吉野】たとえ後継者がいない場合も、ネガティブな発想は不要でしょう。率直な考えをどしどしお聞かせいただくことが価値あるソリューションの提案につながりますから、私たちも安心してご相談をいただける存在を目指したいと考えています。

新たな気づきをもたらす提案を

専門性を生かし成長を後押しする経営承継サポートの提供を目指します

左から、都筑武彦(あおぞら銀行 首都圏営業第一部 営業第一課 部長代理)、樋口祐介(税理士法人エスネットワークス マネージャー)、吉野圭佑(あおぞら銀行 営業第一部 営業第一課 課長代理)、熊谷知範(株式会社エスネットワークス 経営支援第1事業部 マネージャー)

 

【尾張】会社を育て上げてきたオーナーさまには大事にしてきた「思い」がおありです。それを共有し、事業を発展させていく方法をともに悩みながら考えていくことは、銀行として非常に重要な役割だと感じています。

【熊谷】まずはお客さまの懐に入り、信頼をいただく。そうして初めて我々の専門性やネットワークを真に生かすことができると考えています。コンサルティング会社としての客観性は確かに大切ですが、第三者として専門領域に閉じこもるのではなく、当事者としてサポートを行いたいと思います。

【樋口】オーナーさまの考えをどう事業計画や承継プランに反映させていくか。信頼関係をもとに、結構突っ込んだ提案もさせていただいています。そこで欠かせない資本政策や資金手当ての仕組みづくりは、あおぞら銀行さんが得意とするところですね。巷では「これはお客さまではなく、自行のためではないか?」という提案も少なくないなかで、お客さまと地元の金融機関などの取引も大切にするあおぞら銀行さんの中立的な姿勢やフェアな提案にも感心しています。

【都筑】お客さまと長年取引をされてきた地域の金融機関さんは、会社の状況なども非常によくご存じで、ご一緒するといろいろと勉強になります。

【尾張】当行は地域の金融機関さんにファイナンスのスキーム形成などで協力させていただく機会も多く、先日もある案件で、後継者が株式を取得するMBOの提案書をお持ちしました。仕組みづくりという面に加え、当行の視点からの提案が新たな気づきをもたらすきっかけになればうれしいですね。

【金田】まさに「頼れる、もうひとつのパートナーバンク」というあおぞら銀行さんのスローガンどおりの立ち位置ですね。今後、社内の役職員の方がMBOで株を取得して事業を引き継ぐというケースは増えていくはず。そこで銀行と関係を深めておくのは、会社存続のためにも有益だろうと感じます。

【都筑】そうですね。事業承継についてもお気軽にご相談ください、と。お話を伺い、思いを共有させていただければ、エスネットワークスさんと協力しながらあらゆる課題にお応えしていきます。一緒に会社を発展させていきましょう、という関係をお客さまと築くことが第一の目標です。