【5】「社内のグチをバイヤーに話す」“情状酌量を求める”営業マン

バイヤーの前で上司批判をするのも問題のようだ。アイフルホームの竹腰氏は、

「商談が一段落して世間話になると、自社のグチをいい始める。上層部がいうことを聞いてくれなくてとか。そこにその人の本質が表れます。私たちは、自分の会社や商品が本当に好きなんだなと感じられる方と取引をしたい。グチを聞かされるとこっちも引いてしまいます」各社で成果主義が導入されたためか、社内事情を話す営業もいるようだ。

「この仕事がとれないと私の給料が上がりませんとかいわれても、おたくの社内事情はわかりませんとしかいえません。営業マンにぜひもっていただきたいもの、それは自分起点の話を一度消化して、相手起点の言葉に変える変換装置です」(日本ムーグ・小南氏)。

伊藤忠商事 水産部 水産第三課長代行●浦部裕次
1968年生まれ、92年入社。大阪本社大阪食品部水産課、インド、ボンベイ事務所駐在を経て現職。マグロを担当する。「水産の魅力は『何か美味しそう』と、最後は消費者の立場で判断する点です」
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トステム住宅研究所 購買部 課長補佐●竹腰正人
1966年生まれ。ビル用サッシの設計、地場ビルダーへの営業などを経て現職。同社は「アイフルホーム」、「フィアスホーム」ブランドの住宅をFCシステムで提供する。
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日本ムーグ サプライヤー・デベロップメント マネージャー●小南 卓
1969年生まれ。大手重工業メーカーで、ディーゼルエンジンの営業、資材部門を経て、2008年入社。07年より購買マンの交流会である購買ネットワーク会の代表幹事。
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日本ヒューレット・パッカード アウトソーシング購買部 企画担当マネージャー●赤岸和郎
1975年生まれ、2001年入社。ITエンジニアとしてシステム構築、サプライヤーとの関係構築業務を経て現職。07年から購買ネットワーク会の代表幹事も務める。
(鷹尾 茂、吉川 譲、松田健一=撮影)