英語を「学ぶ」だけでなく、国際舞台のビジネスシーンで「使える英語」を身につけるためには何が必要なのか?そのキーワードが「対話力」だ。COCO塾のインストラクターに、対話力を身につけるレッスン内容について聞いた。

国際ビジネスで生きる
「対話力」を磨こう

単に英語が「話せる」だけでなく、世界の人々と対等に渡り合える、英語での「対話力」を重要視する語学スクールCOCO塾。COCO塾が提唱する「対話力」とは具体的に何を指すのだろうか?

「一言で言えば、“対話力”とは、コミュニケーション能力のことです。コミュニケーションは、インプットとアウトプットの両方があって、初めて成り立ちます。相手の話をよく聞いて理解することがインプット。聞いた内容を自分の中で消化して考えや意見をまとめ、今度はそれを自分なりの明快な言葉で表現して相手に伝えることがアウトプット。この双方向のコミュニケーションを図ることができる本物の英語力を、COCO塾では“対話力”と呼んでいます」

COCO塾大手町校
インストラクター
マシュー・ビーティー
英国ヨークシャー出身

そう解説するのは、COCO塾大手町校でインストラクターを務めるマシュー・ビーティー氏。母国イギリスでは銀行員として活躍した経歴を持っている。自らの経験を生かした、国際ビジネスの現場で実践できる英語レッスンが、ビジネスパーソンの割合が高い大手町校の受講生に好評だ。銀行勤務時代、常に7~8カ国の異なる国の人とコミュニケートしていたというビーティー氏は、当時の経験から、非ネイティブスピーカーが、英語によるプレゼンテーションや商談を行う際には、自信を持って発言できること、そして、臆さずに質問をすること、この2点が最重要課題だと断言する。

「日本人はとかく、間違った英語を話さないということに神経質で、積極的に意見を言ったり、質問をすることを躊躇しがち。そこでレッスンでは、文法の誤りなどは気にせず、まず自信を持ってもらい、どんどん発言、質問をできる雰囲気を作っています。自分の気持ちをうまく伝えられないもどかしさは、僕も日本語を勉強中なので、よくわかります(笑)。それを克服する唯一の手段はスピーキング、すなわち、臆さずにどんどん話すこと以外にないのです」

また、“郷に入れば郷に従う”コミュニケーションのとり方も、手厚く指導する。

「日本人同士の商談では、しばしば『持ち帰って上司と相談します』などと言いますが、国際ビジネスでは通用しません。その時に自分自身で明確な返答をしなければならない。そのためにも対話力が重要になってきます。また、名刺交換ではなく握手から始まる挨拶や、英語圏の人との会話にふさわしいジェスチャーなどを学ぶことも、大切です」

目的に特化して組める
柔軟なレッスンプラン

COCO塾では、「総合英会話コース」や「ビジネス英会話コース」など、週1回(あるいは2回)のレギュラーコース(固定レッスン)のほかに、自由予約制のオプションレッスンを設けている。受講生の英語力や到達目標に応じて選べるオプションレッスンを、レギュラーコースとフレキシブルに組み合わせることにより、個々人の弱点強化や課題克服に最適なレッスンが受けられる。多忙の合間を縫ってスクールに通い、効率のよいスキルアップを目指すビジネスパーソンにとっては、非常に魅力的なシステムだ。

用意されたオプションレッスンの内容は多岐にわたるが、なかでも見逃せないのが、日本人が苦手とする「話すこと」にフォーカスした、フリーディスカッション形式のレッスン「Speak Up!」や、海外でのビジネスにおいて特に重要な「プレゼンテーションナビ」だ。「Speak Up!」では、教科書を離れて、テーマに沿って英語で語り合うレッスンが展開される。例えば、休暇の過ごし方だったり、日本の文化についてなどテーマはさまざま。興味や関心にシフトした英語でのコミュニケーションの実践を積むことが、おのずと「対話力」の熟達につながるのだ。

「受講生の中には、ディスカッション形式のレッスンの成果が出て、外国人の同僚とざっくばらんにコミュニケーションがとれるようになり、親交が深まったという方もいます。また最近では、シンガポールのある大手企業の取引担当に就任した受講生が、半年間、プレゼンテーションナビの実践的なレッスンを繰り返し、スキルアップに励んだ結果、『本番でとてもうまくいった』との報告を受けました。本当にうれしかったですね」とビーティー氏。

ビーティー氏をはじめ、国際ビジネスの場で活躍した経歴を持つ、ネイティブインストラクターも擁するCOCO塾。まずは無料体験レッスンに参加して、英語力を診断してもらおう。そのうえで、自分の目標達成へ向けて最適なレッスンプランを組んでもらい、着実に「対話力」を磨けば、堂々と「世界」と渡り合えるビジネスパーソンへの変身も、決して夢ではない。