【行くと良い影響が出る吉方位と、悪い影響が出る凶方位とがある】

<八大凶方位>

●五黄殺…方位盤で五黄土星が入った方位は、どの星生まれであっても絶対に犯してはならない大凶方位です。土の気だから自分は相性がいいということはありません。この方位に行くと、失敗、病気、貧乏など、失墜する状況に陥り、ジリジリと不幸になっていきます。2009年は北30度が五黄殺。月盤では例えば3月の西北60度が五黄殺です。

●暗剣殺…方位盤で五黄殺の正反対にあたる方位です。五黄殺と同様、どの星生まれであっても大凶方位です。突然の災難という強い凶意があり、病気にも注意が必要です。2009年は南30度が暗剣殺。月盤では例えば3月の東南60度が暗剣殺です。

●本命殺…方位盤に自分の生まれ星が入った方位は大凶方位となります。主に自分が原因で失敗に陥ります。健康にも注意が必要です。例えば1953(昭和28)年10月3日生まれ(二黒土星)の人は、2009年は西30度が本命殺です。

●本命的殺…本命殺(方位盤で自分の生まれ星が入った方位)の正反対にあたる方位も大凶方位となります。他からの間違った情報や、自分の勘違いなどで失敗を招くことがあります。病気やケガにも要注意です。例えば1953(昭和28)年10月3日生まれ(二黒土星)の人は、2009年は東30度が本命的殺です。

●歳破…年盤でその年の十二支が入る方位の正反対の方位です。何事も破れるという意味から、取引、縁談、約束事が破棄・解消となることがあります。誰にとってもその年の大凶方位です。2009年は丑(うし=東北)年なので、その反対の西南60度が歳破となり、使えません。

●月破…月盤でその月の十二支が入る方位の正反対の方位です。歳破と同じように、取引、縁談、約束事が破棄・解消となることがあります。誰にとってもその月の大凶方位です。例えば2009年3月は卯(うさぎ=東)の月なので、その反対の西30度が月破となり、使えません。

●日破…日盤でその日の十二支が入る方位の正反対の方位です。その日のちょっとした約束事が破れるとか、当てがはずれるという程度のことですが、避けるに越したことはありません。誰にとってもその日の悪い方位です。例えば2009年4月1日は子(ねずみ=北)の日なので、その反対の南30度が日破となります。

●定位対冲…定位とは定位盤にある九星の位置のことで、定位対冲とは定位の星が正反対の位置に入る場合を指します。注意を要するのは南北の場合で、定位が北の一白水星が南に入る場合の南、定位が南の九紫火星が北に入る場合の北が凶方位となります。年盤、月盤、日盤ともに南北の定位対冲は凶方位です。2009年3月と12月の北30度、10月の南30度が定位対冲です。