少し話が逸れるが、飲みにいくなら水曜日がいい。人が少ないので、顔を覚えてもらいやすく、常連さんとしていいサービスを受けることもあるからだ。さらにいえば、同僚と安い店に行くのではなく、1人で高い店に行くのがよい。そういう店では人脈が広がるのだ。私自身、実は多くの社長とそういうお店で出会ってきた。社長だけではなく、外資系のやり手営業マンだったり、変わったところでは人気歌舞伎俳優の中村橋之助さんと会って話す機会に恵まれたこともあった。

本題に戻って、休日の話だが、社長であればゴルフに興じたり、トライアスロンに挑戦している人もいる。一方で、一般のサラリーマンであれば土曜日に仕事をするというのも悪いことではない。比較的社内に人が少ないのでゆっくり集中して仕事ができるし、土曜日なのに一生懸命仕事をしたという達成感からお酒もおいしくなる。そしてちゃんと早めに眠れば、日曜日の朝、すっきり目覚めて有意義な休日を過ごすことができるだろう。

國貞文隆
1971年生まれ。東洋経済新報社記者を経て、コンデナスト・ジャパンへ。「GQ」の編集者としてビジネス記事を担当。著書に『やはり、肉好きな男は出世する』。
 
永井孝尚
1984年、日本IBM入社。2013年、独立。多摩大学大学院・客員教授。著書に『100円のコーラを1000円で売る方法 1~3』『残業3時間を朝30分で片づける仕事術』。
 
(唐仁原俊博=構成 小倉和徳(國定氏)、岡本 凛(永井氏)=写真)
【関連記事】
なぜ年収1400万以上の6割が"朝型"なのか
「休日時間」の過ごし方は年収と関係するか
寝坊の常連必見!目覚ましハードグッズ&テクニック
ストレス解消できる趣味が長続きする法
月5万円稼げて人生充実「週末副業」20