暑い部屋で冷房をかける前に……

家に帰ってきたら室内が蒸し風呂のように暑いということはよくあります。このような場合も車と同じで、まずは室内の空気を押し出すことが有効です。

窓を開け、少し手前から窓に向かって扇風機をかけるようにしてください。そうすることで部屋の空気が入れ替わります。

またそもそも室温を上げない工夫というのも大切で、南や西に向いていて日中直射日光が入り込むような部屋の場合は、外によしずを立てかけて日が当たらないようにするだけで室温の上昇温度が変わってきます。

今回ご紹介した方法はどれも難しいことではありませんが、知っていてもやっていないという方は多いかもしれません。お金もそれほどかかりませんので、今年の夏は是非お試しください。

矢野きくの(やの・きくの)●家事・節約アドバイザー。明治大学経営学部卒。人材ビジネス業でのキャリアコンサルタント、家電PCメーカーでのテクニカルサポートを経て現職。女性専門のキャリアコンサルタント経験から、女性が働く為には家事からの改革が必要と考えてキャリアチェンジ。家事の効率化、家庭の省エネを中心にテレビ、雑誌、講演ほか企業サイトや新聞にて連載。TVクイズ問題の作成や便利グッズの開発にも携わる。著書に『幸せな時間とお金を生み出す! シンプルライフの節約リスト』(講談社)、『47テーマで学ぶ家計の教科書』(TAC出版)など。
・ブログ「暮らしのクリップ」 http://blog.olsyuhu.net/ ・Facebookページ https://www.facebook.com/kikuno11

 

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