2015年8月12日(水)

「朝活」を継続させる環境のつくり方

経営トップ300人の「エラくなる時間術」

PRESIDENT 2013年7月29日号

唐仁原俊博=構成 小倉和徳(國定氏)、岡本 凛(永井氏)=写真
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経営者300人以上を取材し、日本の社長の実像に迫る國貞文隆氏とシリーズ50万部『100円のコーラを1000円で売る方法』の著者・永井孝尚氏が語り下ろす最強のタイムマネジメント。今日からできる「賢者の知恵」が満載!

國貞さんからのアドバイス

日本マクドナルド元CEOの原田泳幸氏の朝はすごい。朝の3時か4時に起きて、まず駒沢公園を10キロ走る。その後、調べものをしたり、さらに運動をしたりして、朝8時には会社に着いているのだ。そこまで頑張らなくてもいいだろうが、起き抜けの頭はぼやけているから、ジョギング・風呂・水泳で頭を活性化させる必要がある。前の晩に集まりで飲んでいたのであれば、アルコールが抜けるという作用も期待できる。朝の半身浴で熱心に本を読んだせいで本をだめにしてしまった社長の話もよく聞くが、夜の間にだらだら本を読むより頭に入っているので、何の問題もない。体を動かせば自然と腹が減ってくる。リクシルの藤森義明社長は朝ご飯のメニューが決まっていて、米、味噌汁、納豆しか食べない。いつも決まったメニューをとることによって仕事モードにチェンジする、ということ。デキるビジネスマンにとって、朝ご飯は儀式なのだ。

永井さんからのアドバイス

朝時間を確保するためには当然、朝早く起きることが必要だ。しかし、睡眠時間は確保したい。そのためには早く寝る必要があるし、早く帰宅する必要がある。夜型のサラリーマンも多いので、切り替えには高いモチベーションを維持することが肝心だ。だからまずは目標を定めることをおすすめしたい。私の場合は、満員電車に乗りたくないということだった。大したことではないと思うかもしれないが、目標もなく、なんとなくで始めた朝時間確保は挫折するのがオチだ。

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全体を3時間前倒しするだけでの朝シフト

まずは早く帰宅しよう。とはいえ、上司や同僚の目が気になるかもしれない。しかしそこで留まっていては朝時間の確保はできない。そこで仕事の見える化を行うのだ。「今日の仕事はこの通り、全部終わりました。明日の仕事はこれこれで、いつまでに終わらせる予定です」と示しておけば、誰も文句は言わない。漫然と残業する人間が評価される時代はすでに終わったのだ。私自身、普段から部下の誰よりも早く帰ることにしている。

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