2015年7月21日(火)

牛乳をまぜるとトロリ! 「まぜておいしい黒酢りんご」の味わい方

PRESIDENT Online

ジャーナリスト 岡村繁雄=文・撮影

シニア世代に“こだわり消費”が活発化

ウイークデーの6月23日、JR大阪駅近くの「アサヒ ラボ・ガーデン」のフロアで食のセミナー『「まぜておいしい黒酢りんご」で色々とまぜてみよう!! ~牛乳をまぜるととろり! 黒酢りんごが飲むヨーグルト感覚に!~』が開かれた。今回の題材は、チルドのお茶飲料などでおなじみの(株)エルビーが、この4月に新発売した「まぜておいしい黒酢りんご」。冒頭、講師を務める同社の野口統章さんが「牛乳をまぜて食感の変化を楽しみながら飲む健康的な飲料です」と紹介。セミナーに応募した人たちは、黒酢と牛乳という組み合わせに不思議そうな顔つきで、野口さんの説明が始まるのを待つ。

「まぜておいしい黒酢りんご」を使ったセミナーが開かれた。講師はエルビーのマーケティング部の野口統章さん。

この日の参加者は昼の部、夜の部合わせ計74人。9割以上が女性で、会社帰りの20~30代や、若い母親、50~60代も。やはり、黒酢の持つ健康感、あるいは美容といったイメージが彼女たちの積極的な参加を促したのだろう。実際「いつものイベントより、定員が埋まるまでが短かった」と「アサヒ ラボ・ガーデン」の運営者は話す。4人が向かい合って座るテーブルには、すでに、この日の主役「まぜておいしい黒酢りんご」(500ml)も置かれている。

そして、開発の背景から野口さんの説明が始まった。それによると、ポイントは4点。(1)シニア世代の消費活動の中で“こだわり品”の購入需要が増えていること。(2)何かを加えてカスタマイズする“ちょい足し商品”が人気になっている。(3)高齢化が進む現代、ロコモティブ症候群患者が4700万人と推定されており健康日本21等で牛乳は貴重な栄養源であり牛乳からの栄養摂取を、と推奨されてはいるが、牛乳の消費は縮小傾向であり、(4)牛乳市場の活性化対策が必要であると考えられた、ということである。

野口さんは「エルビー マーケティング部新領域開発グループは、こうした市場動向を踏まえ、新しいジャンルの『まぜておいしい黒酢りんご』の開発に着手しました。マーケティング部に新領域開発グループが設置されたのが2014年の9月。11月末には試作品が完成、その後今年の4月20日の発売となりました」と話す。

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岡村 繁雄