当社の本社は福井と東京にあり、支店や営業所が全国に、また海外にもグループ会社や生産拠点があるため、私もよく出張をします。手土産として選ぶのは、やはり、創業の地である福井県の名産品です。

「天たつ」は旧福井藩主松平家御用達の老舗で、「汐うに(塩雲丹)」が看板商品。江戸時代から日本三大珍味といわれた塩雲丹は、バフンウニの卵巣に塩をふり、水分を抜いて凝縮させ、ペースト状にしたもの。100g作るのに、100個以上のウニを使う、とても貴重な品です。濃厚な磯の香りと奥行きの深い旨味で、お酒にもご飯にも合います。もう一品の「天然もみわかめ」は、毎年4月下旬から5月初旬にしかとれない新物わかめの一番芽を乾燥させ、手もみしてふりかけにしたものです。天然もみわかめは季節限定商品なので、これがあるときには、汐うにとセットで差し上げます。

海外出張の際の定番土産は、「五月ヶ瀬」の「五月ヶ瀬煎餅」です。ピーナッツ入りの少し甘みのある煎餅なのですが、どの国にお持ちしても「ピーナッツクッキー」と言っていただけて、大好評なのです。海外へのお土産は、日本らしさがありつつも、現地の人から見ても違和感を感じないもの、日持ちするものを選ぶように心がけています。

こうした福井の名産品とあわせ、奥様やお嬢様にと、当社商品の化粧品などをお渡しします。自然豊かな福井の風を、少しでも感じていただきながら、当社にも愛着を持っていただけたらと願っています。

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天たつ 汐うに、天然もみわかめ

天たつ 汐うに、天然もみわかめ

1万800円(税込)/「汐うに」は、バフンウニの卵巣を独自の塩蔵法でペースト状にした珍味。「天然もみわかめ」は新物のわかめの一番芽を天日と乾燥機を使って干し、手もみしたふりかけ。限定商品で、5~8月ごろ販売される。結川社長は、天然もみわかめがない時期は甘酢に漬けた「らっきょう」(中缶1404円、税込)をセットにしている。

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五月ヶ瀬 五月ヶ瀬煎餅

五月ヶ瀬 五月ヶ瀬煎餅

32枚入り3240円(税込)/特注の小粒ピーナッツがぎっしり詰まった、少し甘めの煎餅。ピーナッツは旨味が凝縮された小粒の一級品だけを使用し、小麦粉、砂糖、マーガリンなどの基本材料の素材にもこだわり、石釜で一枚一枚焼き上げている。

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セーレン コモエース化粧品シリーズ

セーレン コモエース化粧品シリーズ

繊維メーカーである同社が、シルクを水洗いする「精練」作業をする職人の手がしっとりと白く美しかったことに着目して研究・開発した化粧品。蚕を乾燥や紫外線、老化から守る「セリシン」が含まれている。クレンジング、ソープ、化粧水、乳液、クリームのセットで1万6524円(税込)。

セーレン 結川孝一社長(ゆいかわ・こういち)
1948年、福井県生まれ。金沢大学卒業後、71年セーレン入社。専務執行役員などを経て、2011年6月に代表取締役兼副社長執行役員、14年5月より代表取締役社長兼最高執行責任者。Viscotec EU S.r.L.社長、グローバル経営戦略本部副本部長も兼務。