2015年6月20日(土)

わが子が変わる! アメリカ発「天才遺伝子の育て方」【前編】

スペシャルインタビュー:デイヴィッド・エプスタイン

PRESIDENT 2015年3月2日号

大野和基=構成、撮影
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欧米では、一般の人が遺伝子検査をすることがブームとなりつつあり、日本でも子育て雑誌などで手軽な遺伝子検査が紹介されるようになった。遺伝子検査をすることで子どもが何に優れているかを早期に発見し、そこに特化して訓練すれば将来が保証されると言わんばかりだ。

スポーツの世界では、「生まれか育て方か」論争は昔からずっと続いている。「生まれ」、つまり遺伝で決まってしまうのであれば、親としてはどんなに頑張ってもあきらめなければならない場合も多いだろう。

しかしこの論の危険性を、最新の遺伝子研究を使って解き明かし、アメリカで注目を浴びているのが、スポーツ科学ジャーナリストのデイヴィッド・エプスタイン氏だ。

「天才をつくるものは、遺伝か環境か」。長く続いたこの論争に、オバマ大統領も購入したという著書“The Sports Gene”(邦題『スポーツ遺伝子は勝者を決めるか?』)の中で真っ向から立ち向かっている。TEDでのスピーチは160万ビューを超えたというエプスタイン氏に、話を聞いた。

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