2015年6月12日(金)

5種類のスパイスで本格的なインドカレーに! ~スパイス講座[インド編]

dancyu 2013年6月号

文・岡村理恵 撮影・海老原俊之 教える人:レヌ・アロラ(アロラ・インド料理学院 主宰)

スパイスでつくるカレーに挑戦してみたいけれど、なんだかすごく大変そう、と敬遠していませんか。実は、どこでも手に入る5種類のスパイスだけで十分に本格的なインドカレーがつくれます。

「基本になるスパイスは大体決まっています。使う分量や合わせる食材によって、全く違った味になるから、スパイスはたくさんの種類を揃えなくていいんですよ」

ムンバイの五つ星ホテル等でプロの料理を学び、東京・五反田に「アロラ・インド料理学院」を開設したアロラさん。5種類のスパイスを取り出しながら教えてくれた。

一番のポイントは使う順番だ。「粒(ホール)で使うクミンシードは、必ず最初に油で炒めて使います。もし入れ忘れても、後から入れないで。油で炒めないと口に残る香りになっちゃうの」

粉末のスパイスは、調理の途中から加えていく。

「油分とよく混ぜて、水を加えた後は必ず沸騰させます。こうするとスパイスが元気になって、香りもよく回ります。あとはコトコト煮て、具の中まで風味を入れます」

そしてもう一つ、油とスパイスの相性のことも覚えておきたい。「日本人は、レシピの油の量をすぐに減らしてしまうけど、それはしないでほしい。油とスパイスがなじむことで香りが出るし、素材全体に行き渡るんです。煮込んだカレーにはきれいな色の油が浮くでしょう。これがおいしさなの」

アロラさんのカレーを食べると油っぽさは全く感じない。その上、一晩たつと油の力でおいしくなじむ。さぁ、実践してみよう!

この連載記事のバックナンバー
トップページへ戻る

岡村 理恵